AD-29 「スロッグ
発売 2014/9/20 価格 4,500円(税抜)


【パッケージ】

2014年夏公開予定の実写映画第4作『トランスフォーマー/ロストエイジ』より、ダイノボット軍団の一員スロッグが登場!




【ブラキオサウルスモード】



G1ダイノボットのスラージはブロントサウルスでしたが
スロッグはブラキオサウルスに変形。


サイドから。


頭部アップ。
口は開閉可能です。


胸部カバーのオアーツが軟質パーツな為、いまひとつ落ち着いた状態になりませんね・・・。。


付属の武器を装備。


ブロントザウルスモードでも首を含めそれなりにポージングが可能。


背中の武器はキャノン砲かと思いきやランス系の武器だそう。
肩の武器はランチャーと書かれています。


巨大な武器も含め、全体的なボリューム感は満足感があります。


背中の武器はこれまでのAOEダイノボット達と比べるとちょっと浮いて見える武装ですね。







【ロボットモード】

SLOG is low on brainpower, even by DINOBOT standards.
He's slow, lumbering, and absolutely gigantic.
When you're that big, most problems get stamped out pretty quickly,
sometimes before you even know they're there.
But what SLOG lacks in brains he makes up for in brawn.
Anything he tramples snaps under his massive feet.
The DINOBOTS know that he can clear a path through any enemy line...
as long as they point him in the right direction first.


変形前同様にドッシリした体型のロボットモード。


頭部アップ。
西洋騎士っぽい甲冑に加え、目の部分に黒いラインがあるのが特徴。


正面から。
ウェストは結構細め。


可動は全体的にかなりクセがあります。
腰は回転するのでポージングはしやすいですが。


手首は回転なし。
そしていつものとおり肘の内側に手のひら側が向いてます。
この向きだと武器を持たせたときのポージングに制限が出るので結構困りますね。
AOEダイノボットは全般的にこの傾向がありましたが、ラストのスロッグまで同じ仕様でした。


肩はアーマーが干渉するので横方向に大きく動かすことが出来ません。
変形用の肩のパネルを外側に動かすと腕が前方向に動かせます。





付属の武器はロボットモードでも装備可能。


肩のランス状の武器はブラキオサウルスモード時と取り付ける向きが違うので
ロボットモードではつけなおす必要があります。
肩のランチャーは付けたままでも変形できます。


ブラキオサウルスモードの尻尾が展開してベルト上に腰に配置されますが、
太もも部に接続されてるため、脚部の可動によって位置が動きます。
なので大きく前に足を動かすと干渉してしまいます。


なんとなくこのデカい武器は「とってつけた感」があってあまり好きではありません。


肩のランチャーもランスと色を揃えて欲しかった・・・






ランスはジョイント部の位置を変えて手に持たせることもできます。


肩のランチャーも腕の向きによって見栄えが悪くなりがちです。


ランスなので「突く」ような構えが出来ればよかったなあ。
どっちかというと殴り倒す鈍器に見えてしまいます。


ランス側に謎の5mm穴がありますが、どういった用途のものなのか不明。
とりあえずランチャーを差してみた。


脚部を構成するパーツのほとんどが軟質パーツになっていて
ジョイントが外れやすい気がします。


肩のパネルを動かして振り下ろすようなポーズ


胸部のデザインは複雑な造形になっていて好みです。


顔はかなり上方向に動かせるので飛行ポーズもいけます。
飛べないと思いますが^^。







G1ダイノボットのスラージと。


ロボットモードで。
G1スラージはなんかのんびりした大男的イメージですが、
AOEスロッグは好戦的な感じに見えますね。




ついに実写ダイノボット7体が勢ぞろい!
うち3体は映画には登場しない玩具オリジナルのダイノボットですが
おかげでG1ダイノボットとほぼ似たモチーフの面子が揃いました。
「劇中」「G1」のどちらにも所属しないスラッシュさん・・・


ロボットモードで。
すごいカラフル!!
劇中ではもっと落ち着いた配色でしたが、玩具としてはこれでよかったと思ってます。




以上、トランスフォーマー ロストエイジ 「AD-29 スロッグ」でした


劇中には出ませんがG1からのファンとしては良くぞ出してくれました!といった感じです。
しかも玩具のみのキャラなのにヴォイジャークラスという待遇。
そして発売順としては「トリ」を努めるという期待せずにはいられないアイテムでした。

モチーフのブラキオサウルスに見合ったボリューム感のある造形は非常に満足なのですが、
各部の構造や素材の選定でいろいろ損をしているような気がします。
通常のアイテムよりはかなり多く使われた軟質パーツは面積が大きいせいもあり
非常に扱いにくく、破損や劣化が心配です。
(あとリペイントされてる方には非常に困る仕様ですね・・・)

回らない手首や可動に制限が出来てしまう腰周りの尻尾パーツ、
とってつけたような武器類等、ダイノボットのトリを飾るには少し残念な部分が多く感じました。

それでもい弄っているうちにクセがつかめてくるとそれなりに気に入ってきますけどね^^。