「LG-45 ターゲットマスター騎士
ターゲットマスター ホットロディマス」





レジェンズシリーズにターゲットマスターが参戦!
ホットロディマスもヘッドマスター化&ターゲットマスターの豪華仕様で発売!


【ヘッドマスター】

ホットロディマスのヘッドマスター
レジェンズ版ではタイタンマスターではなくヘッドマスター名義に。
海外版と型は同じですが塗装が細かくなっており見栄えが良くなっています。
胸にファイヤーパターンが欲しかった。


頭部が可動し、腕はボールジョイントなので前方だけでなくほんの少しだけ横に広げたりできます。
脚部は股関節と膝で可動しますが両足はつながった状態です。
足の裏に凹ジョイントがあり、凸ジョイントのある個所に立たせることが可能。



【ターゲットマスター:ファイアーボルト】

今回の目玉であるターゲットマスター。
海外版には付属していない国内オリジナルで新規造形という気合の入り様。
デザイン、造形にも妙に力が入っておりかなり出来の良いアイテムとなっています。
ただファイアーボルトにしては鍛えすぎた感じが・・・。


頭部アップ


腕の可動はひじの可動がなく、肩の部分の可動のみ。
脚部は股関節部は前後の可動のみで左右独立して動かせます。
膝はボールジョインとで可動。
腰は変形ギミックの都合で回転しますが、背中の銃口部分が干渉するので
少し浮かせた状態にすればロボットモードでも回転は可能。
頭部は腰の回転と繋がっているので独立して動かすことはできません。


いろんなターゲットマスターと大きさ比較。
右から
MPアートファイヤー付属の「ナイトスティック」
変形!ヘンケイ!D-07 航空参謀 サイクロナス付属の「ナイトスティック」
LG45 ターゲットマスター ホットロディマス付属の「ファイアーボルト」
C-78 騎士 ホットロディマス(TFコレクション版)付属の「ファイアーボルト」
店頭キャンペーン配布品「ターゲットマスター マイクロンリコイル」

以外にも旧ファイヤーボルトやヘンケイの頃のターゲットマスターよりも小さかった・・・





【ビークルモード】



おなじみのSFビークルに変形。


サイドから


フロント部のジョイントに武器に変形したターゲットマスターを装備可能。


運転席にはもちろんヘッドマスターを乗せられます。





【ロボットモード】

司令官の重責から解放されたロディマスにとって新たな世界への冒険の日々は刺激の連続だった。
新たなパートナーとの出会いや、ヘッドマスター・ターゲットマスターへのパワーアップも
彼にとっては日常となった冒険の成果でしかないのかもしれない。
だが、これからの経験は将来彼が再び司令官に就任するための修行に他ならない。



海外版から胸部パーツが変更になったロボットモード。


頭部アップ
ヘッドマスターの腕の黒い部分が個人的にはちょっと気になります。


正面から。
やはり腕がちょっとゴツすぎるんですよね・・・。


可動は手首の回転はありません。
ただ変形ギミックの都合で内側に曲げることができるのでポージングの際にはちょっと便利。
股関節は干渉するものがないので動かしやすいです。


肩はアームごと上に動くので動きのあるポーズも可能。
ただ腕部のボリュームと相まって肩幅がごつく見えてしまいます。


膝の可動はふくらはぎに配置された後輪パーツが干渉するので画像の位置ぐらいまでしか曲がりません。


後輪のパーツを逃がしてやれば無理やり膝を深く曲げることは可能。
ただし見た目はかなり悪くなります・・・。


新規の胸部パーツは先端部の折りたたみがなくなったので、腹部までズドンとビークルフロントパーツが被った状態。
腰部の競泳水着みたいな感じが少し薄れてくれるのでありがたいのですが、
もうちょっと見栄えよくできたらよかったのになあ、と思います。
あとファイヤーパターンをクリアにしたのはなんででしょう・・・。
しかも網目状のディテールがあるのでなんか個人的に見ててかゆくなってくるんですよ・・・。





ターゲットマスターのファイアーボルトが変形した武器を装備。


持ち手はおなじみの5mm凸ジョイントなのでジョイントがあればどこでも付けられます。


個人的にはもう一回り小さくてもよかったかなあ。
ヘッドマスターとの大きさの差がありすぎて・・・。


海外版に付属していたタイタンマスターを乗せられる武器は国内版では付属していません。


本体、ターゲットマスター含め、全体的に悪くはないのですが、各パーツのバランスが悪い印象。





海外版の武器を持たせてみました。
やはり武器を2丁持たせたくなります。


ホットロディマスといえば2丁のフォトンレーザー。
TFコレクション版の武器を拝借。
あえて昔の玩具っぽい立たせ方で。


TFコレクション版のファイアーボルトを装備。
このぐらいこじんまりしてる方が好み。






TITANSRETURN「AUTOBOT HOT ROD(ホットロッド)」と比較。


ロボットモードで。

胸部パーツが全て新規のパーツになっています。
フロントのエンジンパーツは回転してロボットモードでは隠れるように。
膝から下が黒くなったことで、よりロディマスらしさが強調されました。
どちらも胸部パーツの横幅が足りなく感じるのと腰部パーツのボリューム不足、腕部パーツのゴツさが気になりますね。



胸部パーツの折りたたみがなくなったので胸部内側がスッカスカに。
ここはなんとかできなかったですかね・・・
ファイヤーパターンがクリアなだけに余計目立ってしまってる気が。


「C-78 騎士 ホットロディマス(TFコレクション版)」と比較。
旧玩具版は思ってたより車高が高い。


ロボットモードで
なんだろう・・・ずっと見てるとなにか感覚がおかしくなってくる・・・




以上、トランスフォーマー レジェンズ
「LG-45 ターゲットマスター騎士 ターゲットマスター ホットロディマス」でした。



海外版の発売からかなり間が空いてしまいましたが、
その分、国内版は塗装の強化、一部新規パーツ、さらに新規で作成されたターゲットマスターが付属と
待たされただけあってそれに見合った仕様変更が行われています。

ただ、胸部の新規パーツは海外版にあった先端部の折りたたみがなくなったため
ロボットモードのスタイルが変わってしまいました。
正面から見たときのバランスは良くなった気がしますが、胸から腹部にかかてほぼ真っ平に近い感じなのが残念です。
あとファイヤーパターンがクリアになってるのは何か元ネタあるんですかね。
網の目のようなディテールもなんか生理的に苦手な感じであまり好きではありません。
普通に塗装でよかったと思うのですが・・・。

国内版のウリであるターゲットマスターは想像以上に出来が良く、かなり気合が入っているのがわかります。
むしろよすぎてヘッドマスターとの見栄えの差が気になってしまうぐらい。
ただ大きさもヘッドマスターと差がかなりあるため並べたときにかなり違和感があります。
もう少し小さい方がロボットモード、武器モードともバランスがよかった気がしますが
造りは今よりシンプルなものになってしまうので難しいところですね。


あとはせっかくのターゲットマスターリメイクなのに
付属コミックでああいう設定にされて正直ガッカリしてしまいました。
以前からいるキャラのリメイクが中身がアレっていうのはちょっと勘弁してほしいですね・・・。