-MOVIE MASTERPIECE-
(ムービーマスターピース)
MPM-4 「オプティマスプライム」
発売日 2017/09/16 価格 15,000円(税抜)
【パッケージ】
映画第一作に登場するオプティマスプライムをムービーマスターピースで発売!
【ビークルモード】
実写映画1作目のオプティマスが変形したファイアーパターンが入ったピータービルト・379トレーラートラックに変形。
コンテナ部はありません。
サイドから
正面から
運転席のフロントウインドは中が見えないようになっています。
付属の武器は繋げた状態でコンテナをつなげる部分に接続できます。
どこの世界からやってきたのか不思議
【ロボットモード】
トレーラートラックから変形したとは思えないスタイルのロボットモード。
頭部アップ
マスクオンとマスクオフ両方を再現。
ちょっとオデコが広い気がします。
マスクのオンオフは顔面部分を裏返すようにして入れ替えて再現。
「AD-31 アーマーナイトオプティマスプライム」と同様のギミックです。
前、横、後の三方向から。
背中に配置されたタンクや、腕部、脚部パーツなどの塗装が前面にしかされていないのがわかります。
食玩や子供向けの低価格玩具ならともかくシリーズ最高峰をうたっているシリーズでこれはどうなんでしょう・・・。
可動は複雑な変形ギミックにしては良く動きます。
足首も前後左右に可動するので接地も問題ありません。
指は人差し指が独立して動き可動個所が2か所、その他の3本は繋がった状態で根元からの可動のみ。
親指も動きますが可動個所が使いにくい場所にあって、見栄えもちょっと気になります。
手首はもちろん回転します。
腕部の赤いアーマーは少し外側に開いくことで見た目のボリューム感をUP。
腰も回転しますが腰の後ろ側に配置された黒いビークル後部パーツが
太ももパーツと干渉しやすいです。
ふくらはぎ内側や裏側のパーツは少しだけ広げることができます。
タイヤもロボットモードではロックを外して少し外側へ動かすことができます。
説明書に載ってない細かい部分が多すぎな気がします・・・。
背中の青いガワパーツのジョイントが外れやすいのが気になります。
腹部に配置される赤いビークルフロント部のパーツもうまく固定されません。
これは差すというより引っかけるという感じなんですかね。
サムを抱えたままビルを飛び移って落下
あれサム無事じゃすまないと思うんですが・・・(^^;)
「アーチボルト・ウィトウィッキーの子孫、サミュエル・ウィトウィッキーはお前か?」
腹部のパーツを開くとリーダーの証であるマトリクスが。
もちろん取り外すことができます。
まさかブッ刺したら生き返るとは・・・
付属武器の「イオンブラスター」
RA-24「バスターオプティマスプライム」では背中のタンク部分が変形してイオンブラスターになりましたが
今回はそういったギミックは特になく、普通に持たせるだけの武器になっています。
先端部が焼け焦げた様な塗装されていますが、そのほかは成型色まんま。
個体差なのか肩のクリックがちょっと弱く、武器を持たせると腕が下がりやすいです。
調整してみようかな・・・。
同じく付属武器のエナジーブレード。
これまでのリーダークラスのオプティマスでは腕にくっ付いたものが多かったですが
変形の際に取り回しがちょっと面倒くさい感じでした。
今回は手首を傾けるとエナジブレードを取り付けるジョイントがあり、そこに差し込んで装備します。
両腕に装備。
個人的にはこの取り付け方のほうが扱いやすくていいと思います。
どうせならフックタイプのものも付けてくれたら嬉しかったですね。
手首を傾けられるのはポージングにも使えるのでいいですね。
ビークルモードと同じジョイントを使ってロボットモードでも武器を付けておけます。
RA-01「オプティマスプライム」とビークルモードで大きさ比較。
ビークルモードではいわゆる「リベンジオプ」型のほうが一回り大きい感じ。
RA-24「バスターオプティマスプライム」とロボットモードで大きさ比較。
(変形させるのが面倒くさかったのでRA-24で・・・)
MOVIE MASTERPIECEから
「MPM-4 オプティマスプライム」でした
海外で先に発売となたっため、色々と話題の尽きないMPMオプティマス。
可動はさすがマスターピースを名乗るだけあってよく動きますし、
変形ギミックもリーダークラスのものをベースにより複雑にしたような感じでですが、
一度変形させれば覚えられるようなものなので個人的にはとても気に入っています。
ただ細かい部分や強度的に不安そうな部分もあり、取り扱いに気を使います。
リーダークラスのオプティマスから格段にスタイルもよくなり、見栄えも非常によいアイテムですが
そういった不具合が多いため、評価がそちらばかり話題になってしまているのが本当に持ったないアイテムだと思います。
自分の購入したものはそこまで酷くなかったので画像の状態ぐらいのレベルではビークルモードも変形可能でした。
さらにそれに輪をかけて説明書がわかりにくいです。本当に。ありえないぐらい。
このせいでちゃんと変形できない人もいるんじゃないかと思ってしまいます。
あとは海外版からカラーリング変更になっており、全体的にグレーの部分が薄い色合いになってます。
値段を考えればできればすべて銀塗装して欲しかったところですが、できないのであれば
もう少し重厚な成型色だとよかったな、と思ったり。
青い部分もなんか明るすぎるしもしますし。
リベンジのリーダーオプティマスの出来が当時では大変高評価で今見ても色あせていませんが、
その次のオプティマスはさらにすごくなっているに違いない、と期待に胸膨らませたものですが
実際にはサークサイドムーンでは一部リデコのみ、その次のロストエイジではデザイン自体変更になり
リーダーリベンジオプティマスからの進化を感じるには厳しい仕様になってしまいました。
今回はムービーマスターピースという別カテゴリーでの製品化ではありますが、
「電池ボックスがなかったら」さらにすごくなるのでは!」という当時期待していたものが今回のMPMという感じで
精度やクォリティがキチンとしていれば本当に「傑作」となりえたアイテムだけに残念に思います。
修正が入り重塗装となったものにも期待したいところですが、とても高額なアイテムなだけに
それをやられるとちょっと「うーん」と思ってしまう気持ちもありちょっと複雑です・・・。
「最高峰」をうたっているシリーズなら最初から高みを目指したシリーズであって欲しいですね。
変形難易度 可動、ポージング ギミック、オプション 造形、スタイル |
★★★★★ ★★★★ ★★ ★★★★ |
お気に入り度 | ★★★ |
※評価はあくまで個人のものです