86-01「AUTOBOT JAZZ」
(オートボット ジャズ)


【パッケージ】

1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
ムーンベース1でクリフとセイバートロンを監視する任務にあたっていたジャズがラインナップ。


【ビークルモード】



ポルシェ935っぽいビークルに変形。
パッケージには特にポルシェのマークなど見当たらないですが、
このぐらいの形状なら大丈夫なのかな。


サイドから。
ドアのナンバーはなぜか「14」


付属の武器はルーフ部分に取り付けられます。





【ロボットモード】

アニメデザインよりのスッキリしたスタイルのロボットモード。
ドアは背面のガワに折りたたまれています。


頭部アップ
こちらもアニメまんまのイメージのデザイン。


正面から。
ちょっと腰のパーツが大きめ?というか股関節の位置が離れすぎな気もしますが
胸部とのバランスを考えるとこんな感じでしょうか。


可動は別シリーズのWFCトリロジーのアイテムに近い感じで
足首が横方向に可動出来ます。
カカトも大きいので接地はバッチリです。


腕部は変形ギミックの可動を使えば、肩の基部が少しだけ上方向に動きます。
手首は回転はできませんが、収納用の可動を使って内側に曲げることが出来ます。


背面のガワはかなり頑張って折りたたまれています。
劇中でもガワを背負っているのでそれほど気になりません。


合握り手なので敬礼ポーズは難しいか・・・。
雰囲気だけ。


立て膝は、膝のロックを外せばなんとか可能。
そして個体差なのか、このジョイントが外れやすいです。





付属の武器を装備。


銃の両側面に凸ジョイントがありますが、何に使うのでしょうか。


WFCトリロジーのアイテムのように、本体に凹ジョイントがないので、武器は手に持たせるか
背中のルーフ部分に付けておくかのどちらかになります。



武器にはSIEGEやEARTHRISEのアイテムに付属するエフェクトパーツを取り付けられます。







スタジオシリーズなので劇中のシーンの背景が印刷された台紙が付属します。
ジャズはTHE MOVIEの冒頭でマイスターとクリフがいたムーンベース1の通信室。


OPUTIMUS PRIME「Jazz, report security status!」
JAZZ「No sign of decepticons here, Prime」


TVアニメのOPで毎回流れるので印象に残っているスカイワープとの格闘シーン。


スカイワープに投げられてしまいますが、ビークルモードに変形することで
受け身をとるのが変形ギミックを活かした描写でとても魅力的に見えました。


変形してそのままビークルモードでスカイワープに特攻!


またロボットモードに変形して殴りかかるという、変形する能力を持つ
トランスフォーマーならではの戦い方が凝縮されたシーンで今見ても素晴らしいアクションです。


EARTHRISE「WFC-E11 OPTIMUS PRIME(オプティマスプライム)」と。





さすがにこれだけ並べると小さくなってしまいますが・・・。
これで第3話でずらっと並んだ時のミニボット以外のメンツが揃いました!
アニメOPでも使われたシーンなのでこちらも非常に印象に残ってますね。
(OPではアイアンハイドとラチェットは切られてましたが・・・)




近年のマイスターリメイクアイテムと。
REVEAL THE SHIELD「SPECIAL OPS JAZZ」(左)
STUDIO SERIES「86-01 AUTOBOT JAZZ」(中)
POWER OF THE PRIMES「AUTOBOT JAZZ」(右)


ロボットモードで。
RTS版はリメイク強めでしたが、デザインや構造とも今見ても素晴らしい出来です。
ただ劇中イメージに近いのはやはり今回のSS86版ですね。






以上、STUDIO SERIES 「86-01 AUTOBOT JAZZ(オートボット ジャズ)」でした。


WFCトリロジーで初期メンバーがリメイクされていく中、ジャズはいつなんだろうと思てったら
まさかのスタジオシリーズでの商品化となりました。
なぜかジャズはいつも最後の方にまわされてしまうことが多いような気がします・・・。
シリーズが違うということで心配していましたが、SIEGEやEARTHRISEのアイテムと並べても
ほとんど違和感がない造りになっていて一安心。
とはいえ、本体にエフェクトパーツを付けるジョイントや、武器を各部に取り付けるための凹ジョイントなどはなく
さらに劇中のイメージを重視したスタジオシリーズだけに、よりアニメのデザインに寄せているため
EARTHRISEのサンストリーカーやアイアンハイドなどと並べると少し不思議な感じがします。
変形はそれほど複雑ではありませんが、背中のガワをドアパーツも含めてなるべく小さく抑えているのは素晴らしいと思います。
これまで実写メインだったスタジオシリーズにアニメの「THE MOVIE」を混ぜるのは、
これまでのスタジオシリーズのユーザーからは賛否両論な気がしますが、
並行して実写の方もまだ続くようなので、逆に86シリーズがどこまで続くのか気になりますね。