86-05「SCOURGE」
(スカージ)


【パッケージ】

1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
ユニクロンによって誕生した新たなディセプティコン兵士スカージががラインナップ。


【ビークルモード】



ホバー型のUFOに変形。
小型のスペースシップといった装い。


サイドから。


付属の武器はサイドに取り付け可能。


エフェクトパーツを取り付け。


劇中でも印象的なビークルモードでの顔出し。
後部のパーツを少し移動させる必要があります。


顔出し状態でエフェクトパーツを付けるとシュール。





【ロボットモード】

悪魔的なシルエットのロボットモード。
大きな羽と鋭い爪も再現。


頭部アップ
素晴らしいおっさん顔。


正面から。
太ももの穴がちょっとだけ気になります。


可動は別シリーズのWFCトリロジーのアイテムに近い感じで足首が横方向に可動出来ます。
カカトとつま先が独立して動きますが、足首の前後可動はありません。


特徴的なピンク色のツメも再現。
ただし右手は握り手で左は開いた状態の造形になっています。
できれば右手も開いててほしかったなあ。


背中の羽は少し後ろ側に動かすことが出来るので、可動の妨げにはなりません。


頭部は少し顎を引くことはできますが、上下にはあまり動きません。
飛行するキャラは上方向にもっと動いてほしいですね。


手首は回転可能。
スカージのように手に特徴があるキャラは
手首も回転してくれるとポージングの際に嬉しいですね。


10万デストロン力!


胸周りもボリュームがあってとにかく見た目が素晴らしいです。





付属の武器を装備。


武器は左手で持たせることも可能です。


大型のブラスターで見た目のボリューム感もよさげ。


手首が回転できるので、片手を添えるようなポーズが出来るのはいいですね。


付属のエフェクトパーツは武器にも取り付け可能。
うねったような独特な造形。






スタジオシリーズなので劇中のシーンの背景が印刷された台紙が付属します。
スカージは戦いで負傷したディセプティコンがスカージ&スウィープスに再構成され誕生するシーン。
サンダークラッカーがスカージになったような描写がありますが、
そのあとの戴冠式襲撃シーンにサンダークラッカーがいるので実際のところは不明。
後ろにいる2体はキックバックとシャープネル。




UNICRON「And these shall be your minions.
Scourge, the tracker.
And his huntsmen-- the sweeps.」





同時期に発売されたKINGDOM「CYCLONUS(サイクロナス)」と。
サイクロナスはもうちょっとだけ小さく手もいいかなと思いますが
劇中でもこのぐらいで描かれていたことはあるので難しいところです。
とはいえスカージを複数体並べるとこのサイズ感のほうが見栄えがいいような気もします。


近年のスカージリメイクアイテムと。
左から
GENERATION「SCOURGE (スカージ)」
STUDIO SERIES「SCOURGE (スカージ)」
レジェンズ「LG-26 スカージ」
TITANIUM「SCOURGE (スカージ)」


ロボットモードで。
レジェンズ版(TR版)もかなりいいな、と思っていましたが
やはり並べると圧倒的に86版に軍配が上がります。
個人的にはスカージはやはり「襟」がないと寂しいですね。
GENERATIONは今見ても腕周りの変形がすごいなあ・・・。




以上、STUDIO SERIES 「86-05 SCOURGE(スカージ)」でした。


2010のおっさん顔デストロン(ディセプティコン)の一人。
部下も含めて全員髭面おっさん顔というむさ苦しいスウィープス部隊のリーダー。
ザ・ムービーではそれほど目立った活躍はありませんでしたがその後のテレビシリーズでは
1話からその存在感出しまくりで、非常に印象に残っているキャラクターです。
これまでも何度かリメイクされてきて、どれも気に入っていましたが
今回の86版はそのどれも凌駕する圧倒的な再現度で個人的にはほとんど不満はありません。
むしろこんな小物おっさんキャラをボイジャークラスで本気で作るってすごいなと思います。
造形もよいので、どの角度でとっても見栄えが良いですし、写真を撮ってても楽しかったです。
あとは国内版が出たら賑やかしに数体追加してサイクロナスと並べたいですね。