86-11「PERCEPTOR」
(パーセプター)



【パッケージ】

1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
冒頭の惑星サイバトロンでの戦闘シーンで登場したオートボットの科学者パーセプターがラインナップ。


【ビーストモード】



パーセプターは顕微鏡に変形。


正面から
顕微鏡の調整ダイヤルは回転せず固定。


付属の武器を取り付け。
角度的にちょっと無理がある感じ。


スコープは真下に向けることもできます。
覗き込む司令官。


ジョイントを外せば上方向にも可動します。




旧玩具にあったタンクモードにも変形可能。
劇中には出てこないのでモードですが、ないと寂しいギミック。





【ロボットモード】

劇中のような箱っぽくディテール少なめのロボットモード。


頭部アップ。


正面から。
劇中の良い意味での野暮ったいスタイルが再現されています。
太ももの変形ギミック用の可動部の分割線がものすごく気になります。
もう少し見栄えのいい処理は出来なかったのかなあ。


可動は手首の回転がないぐらいで、あとは近年のアイテム同様に良く動きます。


腕部の構造はこんな感じ。
少し大きめなデラックスクラスなので各部の肉抜きはちょっと気になります。
ただそれよりも型の可動がボールジョイントなのが・・・。


膝は画像ぐらいの位置まで曲げられます。


膝が深く曲がるので立て膝も結構きれいに決まります。


肩のスコープは頭部との距離が近くて圧迫感がすごいので
横方向にも少し動いてくれるとよかったなあ。


肩のスコープは武器的な使い方はしないのかな。


肩のスコープはジョイントを外せば上方向に動かせます。
これで左方向の視界がクリアに!


足首は内側だけ動く仕様なので、足首部がぱっくり割れるような見栄えの悪い状態ならないのが良いです。








付属の武器を装備。


旧玩具と比べるとすこし小型の銃。


WFCシリーズのエフェクトパーツを使用。
先端が細すぎて銃口に被せるように取り付けています。






スタジオシリーズなので劇中のシーンの背景が印刷された台紙が付属します。
パーセプターはブラーと同じくTHE MOVIEの冒頭でディセプティコンに襲撃されたオートボットシティ。


「Ultra Magnus, a cursory evaluation of decepticon
capability indicates a distinct tactical deficiency」





ホイルジャックとの科学者コンビ。


戦士ではない非戦闘員な役割のキャラが多いのもオートボットの魅力。(普通に戦っちゃうけど)


パーセプターは2010でも出番が多かったので2010メンバーとも絡められるのはいいですね。



他のパーセプターのリメイクアイテムと比較。
左から
TFコレクション「19 科学者 パーセプター」
STUDIO SERIES-86「PERCEPTOR」
TITANS RETURN「PERCEPTOR」
REVEAL THE SHIELD「PERCEPTOR」


戦車モードで。
RTS版は戦車モードはないのでそのまま。


ロボットモードで。
旧玩具以外はすべてデラックスクラスですが、音かいのSS86版はすこし大きめに作られています。


旧玩具も結構動くからかっこいいんだよなあ。




以上、STUDIO SERIES 「86-11 PERCEPTOR(パーセプター)」でした。


TITANS RETURN版があまり好きではなかったのでSS86で再リメイクされたのはとても嬉しいです。
全体的にシンプルなデザイン、スタイルで劇中の良い意味で緩い雰囲気が出ていると思います。
腕部などの青い部分はこれまでのリメイクアイテムとはまた違った色合いなっており
より劇中に近い感じになっていますが、個人的にももう少し濃い目の色合いでもよかったかなあ。
デラックスクラスながら大きめに作られているので他のキャラと並べたときもよいバランスになっています。
残念なのは肩の可動部がボールジョイントなことと、脚部の変形可動用の分割線が非常に見栄えが悪い事ですかね。
全体的には無難な出来という印象ですが、絡められるキャラも多くて色々と遊べるキャラなので
より劇中に近い86シリーズでリメイクしてくれたのはありがたいです。