86-19「DINOBOT SNARL」
(ダイノボット スナール)
【パッケージ】
1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
ダイノボット4体目は劇中ほぼ出番のなかったスナール。
【ビーストモード】
垂れ下がった尻尾が特徴のステゴサウルス型のメカ恐竜に変形。
サイドから。
独特なスナールの体型を再現。
頭部アップ。
アニメのデザイン寄せたシンプルな造形でとても良いです。
ただスラージやスラッグは恐竜頭部は金色だったのにスナールだけ
黄色の成型色ままなのがちょっと気になりました。
口は開閉が可能。
ちなみに中央部に線が入っているのは変形ギミックで分割されるのですが
その内側が銀色に塗装されているためそれが少し見えちゃっています。
下から見たところ。
手足はそれぞれ可動します。
付属の武器は背中に付けておくことができます。
大きさ比較。
メカ恐竜の大きさと迫力が伝わる良い大きさバランス。
【ロボットモード】
背中に配置された金色の尻尾パーツが神々しいロボットモード。
頭部アップ
正面から。
ちょっと腰回りがボリューム不足な気もしますが、全体的にはパワフルなスタイルで良いと思います。
可動は別シリーズのWFCトリロジーのアイテムに近い感じで足首が横方向に可動出来ます。
腕の構造はこんな感じ。
腕を開いても空洞部がないので見栄えが良いです。
手首はもちろん回転可能。
変形で腕部から恐竜モードの足を引き出す際に、足先のパーツが外れやすいのがちょっと気になりました。
肘は二重関節なので深く曲がります。
恐竜に変形させる際の腕部の折りたたみ方が天才的。
目立った肉抜き穴もなく、見た目もとても良いです。
ダイボットはやはりパワフルなポーズが似合います。
真正面から見るより、見上げた構図のほうがプロポーションがよく見える気がします。
付属の武器を装備。
武器はこれまでの3体と違いソードタイプ。
POTPの時もそうでしたが、剣と銃どちらかしか付けない呪いがかかっています。
コストの兼ね合いもあるかと思いますが、やはり両方付けてほしい・・・。
劇中ではロボットモードで戦うシーンはありませんでした。
武器は背中のジョイントに取り付け可能。
分割した尻尾内側のディテールが神々しい・・・。
いつもの旧玩具立ち。
棒立ちでカッコイイ玩具はよい玩具。
スタジオシリーズなので劇中シーンの背景が印刷された台紙が付属します。
スナールはクインテッサの処刑室のシーンは欠席だったので
ディセプティコンに襲撃されているサイバトロン星のシーンから。
他のスラージ達と。
左から
CYBERVERCE「DINOBOT SNARL」
STUDIO SERIES-86「86-19 DINOBOT SNARL」
トランスフォーマー「29 砂漠戦士 スナール」
GENERATIONS SELECT「ダイノボット スナール」
ロボットモードで。
CYBERVERCE版は背中の尻尾ウイングがないのでちょっと寂しいですね。
旧玩具版はメッキが眩しい!!
他のSSダイノボット達と。
まさか劇中で活躍のあったスワープを差し置いてスナールが先に商品化されるとは!
とはいえなんにせよあと1人!はやく!
ロボットモードで。
ロボットモードの頭部の高さはほぼ同じくらい。
並べてるだけでワクワクしてしまう。
以上、STUDIO SERIES 「86-19 DINOBOT SNARL(ダイノボット スナール)」でした。
ホイルジャックが先に誕生させた3体のあとに作った2体のうちの一人。
同級生のスワープのほうが目立ってしまうので、どうしても印象薄くなりがちですが
個人的にはダイノボットで一番好きなデザイン&モチーフだったりします。
本シリーズのダイノボット全般に言えますが、よくこのデザインをこの可動域に仕上げてたなあ、というのと
他のアイテムと比べて変形ギミック含めた設計の温度感が高めというか。
個人的にはこれがあればMPいらないかなという満足度です。
恐竜の後ろ足に変形する腕部の折りたたんでピタッとかみ合う感じとか、
脚部側面に余計なものを残さない変形とか、旧玩具の変形を踏襲しつつも
新しい発想を取り入れ、よりアニメに寄せたデザインへのこだわりと
これを決定版にしてやろう、という意気込みを感じます。
唯一不満があるとすれば銃を付けて欲しかったなあ、というぐらいですが
これはスナールにというよりはSS86ダイノボット全般に言えることですね・・・。
なんにせよ残るはあとはスワープのみ!
年内の予定にはないっぽいので来年かなあという感じですが、のんびり5体が揃うのを待ちたいと思います。