86-21「ULTRAMAGNUS」
(ウルトラマグナス)


【パッケージ】



1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
頼れるNo2、ウルトラマグナスが商品化。


【ビークルモード】



カーキャリアトレーラーに変形。
かなり旧玩具に近い雰囲気。


サイドから。


付属の武器はビークル後部の側面に取り付けておけます。


キャブの部分はキャリア部分に対して横方向に動かせます。


今回のウルトラマグナスは中の人がいないタイプの変形ギミックで
そのためキャブ部分はパネル上のパーツで構成されています。


キャブとキャリア部分は分離可能。
というかすぐに外れてしまうので変形の際にちょっとストレスです。


他のオートボットを搭載可能。
アイアンハイドも何とかギリギリ入ります。


サイバトロンシティーコマンダーウルトラマグナス、発進!デストロンを討て!
スクランブルパワー全開、対決!!





【ロボットモード】

どっしりとしたスタイルのロボットモード。


頭部アップ


正面から。
ちょっと肩幅が広すぎる気がします。


可動はこの大きさのアイテムとしてはかなり動きます。
足首の横可動はもうちょい動くとよかった。


腕部の構造はこんな感じ。
肩ブロックごとガバっと開くのでちょっと見栄えが悪いかも。


手首は可動しますが腕部のカバーが邪魔で回転させにくいです。
指は人差し指は独立して可動、親指以外の残り3本は繋がった状態で可動。


肩は固定用のジョイントを外すと前方向に動かせます。


逆に胸を張るように肩を後ろにも動かせます。
見た目は気にしない。


腕の前後可動はクリックでカチカチ動かします。
結構固いのですが、ビークルモードでの保持力も考えてなのかな。


若干無理をすれば膝立ても可能。





劇中再現用のバラバラギミック。
CWジョイントのような仕組みで腕と足を取り外せます。
個人的には別になくてもいいギミックですが、結構がっちりはまってて取り外すの大変なので
普段いじる分にはまったく意識しないギミックなので、まああってもよいかなと。。


「Open, damn it, open! Prime, you said the matrix would light our darkest hour」

「Magnus! I want the matrix!」

「Never!!」

「Sweeps, terminate him!!」



胸部を開くとマトリクスが。
マトリクスは取り外すことが可能です。


人差し指でマトリクスを持つことができます。!


「あれ!?光るの??」





いつものエフェクトパーツが付属。
オメガスプリーム付属のものの色替え。
そろそろ新規のエフェクトパーツが欲しいなあ。


肩のミサイル発射口にも取り付けられます。


付属の武器を装備。
THE MOVIE劇中でも使用した銃。


肉抜きなどもなく塗装されていてとても見栄えが良いです。





劇中でガルバトロンを迎え撃つときのがに股撃ち。


もう一つの付属の銃。
これってどのシーンで使ってたものだろう。


少し小型の銃なのでSSマグナスに持たせるとちょっと迫力不足に感じます。


武器は二つとも背中につけておけます。







スタジオシリーズなので劇中のシーンの背景が印刷された台紙が付属します。
ウルトラマグナスはガルバトロンたちが強襲してきたサイバトロン星のシャトル発射場。


「OK, forget it.
Kup, Hotrod, you guys get the dinobots aboard and get out of here」



「Springer, you and Arcee transform Autobot City.
Perceptor, tell Blaster to radio Prime for reinforcements」

※このシーンを再現したかったんですが普通にあおりで撮ると顔が全く見えないので
画像は首を外して顔が見える位置に乗っけています。


他のアイテムと大きさ比較。
EARTHRISE「WFC-E11 OPTIMUS PRIME」と。
キャブの前面比較。


コンテナをつけた状態で比較。
ビークルではちょうどよい大きさ。


KINGDOM「WFC-K20 ULTRA MAGNUS」と。


ロボットモードで。
86番はかなり大きくなりました。
というかちょっと大きすぎる気もします。


シリーズは違いますが同じコマンダークラスの「ARMADA UNIVERSE OPTIMUS PRIME」と。


マグナスのライバルキャラたちと比較。
でかすぎると思ってたシックスショットとは大きさが揃ったけど、サイクロナスとはかなり身長差が出てしまいました。


THE MOVIEの最後のシーンから。




以上、STUDIO SERIES 「86-21 ULTRAMAGNUS(ウルトラマグナス)」でした。


KINGDOMでアースモードが出たので結構満足していたんですが、まさかの86でもウルトラマグナスが発売。
シリーズは違うけど、EARTHRISEのスタースクリームが86でも使いまわされたり
若干コンセプトの違いはあれど両シリーズで補いながらリメイクしていくんだと思っていたので
同じキャラを出しなおすのは予想外でした、というか今後もそういうのあるの?と思うと楽しみな部分もあるけど
やっと揃ってきた初代キャラのリメイクアイテムがまた上書きされるの?というモヤモヤした気持ちもあったり。
というのがまず86マグナス発売の発表があって抱いた感想です。

玩具としてはKINGDOM版はいわゆる中の人がいる仕様でしたが
今回の86版はアニメをイメージした中の人がいないキャブとキャリア含めた全体で構成される変形ギミックになっています。
全体的にマスターピースの簡易版といった感じで、腕周りの変形なんかそのままです。
肩との接続部のパネルが折りたたむ枚数が1枚増えたので肩幅が広くなってしまったのはちょっと残念。
自分的に不要だと思っている劇中再現用のバラバラギミックは知らないと気が付かないぐらいの構造なので、まああってもいいかなという感じでした。
むしろ気になる、気になりすぎるのはその大きさ。
劇中でもシーンによって大きさ変わるのでなんとも言えないのですが、にしても大きすぎるのでは?と思います。
86は劇中再現を謳っているのであればこの辺りはもう少し意識してほしかったなと思います。
グリムロックよりでかいのはさすがに違和感がある・・・。

コマンダークラスとしては少し小さめですが、その分各部パーツがぎゅっと詰まった感じはあって
全体的に安っぽい感じはなく、今の時代の玩具としては豪華な仕様に感じます。(お値段もそれなりですが)
見た目はKINGDOM版よりアニメに近いので求めているイメージは86番のほうが好きなのですが、
肩幅、身長が気になってしまい、そこが個人的にはマイナス要素としてかなり大きいです。
そこが気にならない方であればさすがの86版という感じで、現状では最高のウルトラマグナスだと思います。