WFC-S50
APEFACE
(エイプフェイス)
-VOYAGER CLASS-
【タイタンマスター:SPASMA(スパズマ)】
エイプフェイスの頭部となるタイタンマスター。
説明書では特にタイタンマスターやスパズマの名称は書かれていません。
hasbropulseや海外の通販サイトでは名称が記載されていたのでその名前で紹介。
「D-99 戦闘兵 エイプフェイス」のスパズマ(左)と比較。
頭部が可動、腕はボールジョイントなので前方だけでなくほんの少しだけ横に広げたりできます。
脚部は股関節と膝で可動しますが両足はつながった状態です。
足の裏に凹ジョイントがあり、凸ジョイントのある個所に立たせることが可能です。
【ビークルモード(ジェット)】
SFジェット機に変形。
トリプルチェンジャーにありがちですが、かなり見立てな変形です。
サイドから。
箱状の物体に主翼と機首付ければ何でもジェット。
タイタンマスターを搭乗可能。
なのですが、機首部分のコクピットではなくビークル後部に搭乗。
しかも一度主翼のパーツを外さないと乗せられません。
【ビーストモード(ゴリラ)】
エイプフェイスの第二形態はゴリラ型のメカビーストに変形。
サイドから。
こちらはジェットに比べてきれいにまとまっている感じ。
ビースト頭部は旧玩具ではヘッドマスターのみで構成されていましたが
今回は口の部分は本体側にあり、そこに変形したタイタンマスターを差し込む仕様。
ビースト頭部アップ。
ちなみに他のタイタンマスターも大きさが合えば取り付け可能。
頭部はボールジョイントでの可動なのである程度は自由に動かせます。
手足もそれなりに動くので旧玩具に比べるとポーズがとりやすいです。
というか今回のエイプフェイスはこちらが本体かというぐらい。
【ロボットモード】
ゴリラから一転してスマートな体形のロボットモード。
頭部アップ。
タイタンマスターが変形したもの。
裏側にはビースト頭部が。
正面から。
いつもの汚し塗装も施されていますが、ちょっとやりすぎな感じ。
あと気になるのが旧玩具版にはなかった背中から飛び出てる機首パーツと腰の丸い主翼接続パーツ。
この2つがロボットモードの見た目を悪くしています。
個人的にはとても気になる部分です。
可動は基本的には干渉する部分があまりないので動かしやすいです。
腕部の構造はこんな感じ。
手首の回転はありませんが、変形ギミックの可動を使って内側に曲げられます。
頭部は可動がタイタンマスターの首の可動部をつかうため、上下の可動は難しいです。
頭部のジョイントを少し浮かしてもこのぐらいが限界・・・。
ジェットモードの主翼は「EM ELECTRO SHIELD(EMエレクトロシールド)」として使用。
付属武器の「SA SONIC BOOM BLASTER(SAソニックブーム ブラスター)」を装備。
武器は特にギミックはありません。
造形は旧玩具版の武器によく似ています。
旧玩具版の武器とシールドを装備。
TITANSRETURNの「APEFACE(エイプフェイス)」頭部をヘッドオン!
これはこれでアリ。
頭部を逆向きにするとゴリラフェイスが。
新たなキャラの誕生だ!
他のパーツの位置も変えてより別キャラっぽく・・・。
「D-99 戦闘兵 エイプフェイス」と比較。
やっぱりジェットモードの配色がおかしい。
ゴリラモードを優先した結果だとは思うのですが、黒い部分が減ったり
機首部分だけ赤かったりと非常にバランスの悪い配色で正直かっこ悪いです・・・。
ビーストモードで比較。
旧玩具版は腕を接地させると下向きになってしまうのが難点でしたが、SIEGE版はきれいに正面を向くことが出来ます。
逆に立たせるとSIEGE版は少し上を向いたような角度に。
ゴリラモードも肩回りが黒い旧玩具版のほうが締まって見えます。
ロボットモードで。
やはりプロポーションはSIEGE版のほうがよいですね。
しかし旧玩具版も独特なスタイルでとても魅力的に感じます。
あとやっぱり背中の機首パーツが気になります。
逆向きにするとかもうちょい何とか出来たと思うんだけどなあ・・・。
以上、TRANSFORMERS SIEGE
「WFC-S50 APEFACE(エイプフェイス)」でした。
ウィアードウルフ達はリメイクされましたが、ホラートロンはどうせスルーだろうなあ・・・
と思ってたら、まさかのシリーズを超えてのタイタンマスターギミックでのリメイクが実現。
旧玩具のエイプフェイスはとても好きだったのでこうしてちゃんとリメイクされるのはとてもうれしいです。
ただ残念ながらいろんな部分で旧玩具のもつ魅力には届かなかった部分も多くちょっともどかしい感じが。
ゴリラモードを優先した結果なのか、ジェットモードは正直イマイチな出来と言わざるを得ません。
ジェットの形状や配色もそうですが、タイタンマスターが機首のコクピットに乗れないのは
構造上やむを得ないとしてもやはりどうなのかなと。
変形も旧玩具ではそのままだったゴリラの腕をロボットモードの脚部に収めてしまうという
とても面白い変形ギミックになっているのですが、そのためにパネル状のパーツが多く
その位置合わせにちょっとストレスを感じます。
ロボットモードの見た目でいれば、背中から大きく飛び出した機首パーツや、
主翼を可動させるための腰の円形の接続パーツなど、もうちょい何とか出来たのでは?と思う部分が多くて
正直その辺りの処理は妥協した感じが拭えず、個人的には大きな不満点となりました。
あと胴体等の乳白色のような成型色が安っぽさに拍車をかけてる気が。
というわけで旧玩具が気に入ってるゆえにSIEGE版は不満点の方が気になりすぎてしまいましたが
スタイリッシュにリメイクされたロボットモードはかっこいいですし
一番力を入れたと思われるゴリラモードは変形ギミックも含めてとてもよくできていると思います。
EARTHRISEでスナップドラゴンも発表されましたし、並べて飾るのが今から楽しみです。