WFC-E09
STARSCREAM
(スタースクリーム)
-VOYAGER CLASS-


【ビークルモード】



SIEGEではサイバトロン星モードの三角ジェットでしたが
今回のシリーズでは見慣れた地球のビークルのF15 に変形。


サイドから。
ちょっと胴体の厚みが気になります。
なお珍しく着陸脚がありません。


正面から。




ビークルモードを上下から。





【ロボットモード】

SIEGE版から少しマッシブな感じになったロボットモード。


頭部アップ。
ちょっと目が小さい感じですね。
あと顔面はいつものシルバー。






正面。横、背面から。


お気づきの通り、今回のアースライズ版はCLASSICS版の変形ギミックを
ブラッシュアップした感じの変形パターンになっています。
腕部は二の腕を折りたたむように収納し、
太もも部分もひざ下からのパーツの内部に畳むように変形します。


可動はそれなりに動きますが、正直SIEGE版より制限が増えた感じです。


腕部周りの構造はこんな感じ。
変形の際は前腕部がパカっと開いて上腕部を収納します。


手首は回転しませんが、変形ギミックの可動を使って動かすことができます。
また上腕部は見ての通り裏側はガッツリ空洞になっています。


背中の主翼は翼の途中の部分から後ろ側に角度を付けられるようになっています。


個人的に一番気になる股関節の部分。
腰の前部がパネル状になっており、脚部を前方向に動かすとパネルごとめくれ上がります。
左右独立してるならまだいいのですが、繋がっているためめくれ上がった状態はかなり見栄えが悪いです。


足首の横可動はSIEGEシリーズから引き継がれています。
あと足の裏が全面接地するデザインはスタースクリームのアレンジアイテムでは珍しい気が。


肩にはおなじみのナルビーム。
SIEGEシリーズではそれぞれ武器の名称が説明書に書かれていましたが
EARTHRISEでは特に表記はありませんでした。


もちろんSIEGEシリーズのエフェクトパーツを取り付け可能。


ナルビームは手に持たせることもできます。


背面にはジェットモードの機種部分が配置されています。
CLASSICS版では頭部とつながっていたため、頭部を動かすと機種パーツも一緒に動いてしまいましたが
今回は頭部とは連動していないので独立して動かせます。


横から見えてしまう空洞部分は何らかの形で埋めて欲しかったですね。


スタイルはCLASSICS版より格段に良くなっていますが
腰の部分はもう少し幅が狭くてもよかったかも。
ちょっと寸胴っぽい感じ。


頭部はボールジョイントでの可動なので左右だけでなく上下にも少し動かせます。


腕組みはちょっと難しそうです。





CLASSICS版から気になるお尻のパネルパーツも健在。


構造的に頑張れば腰の回転もできたような気がするのですがどうなんでしょう。


手首の回転がない分、スイング可動がポージングに活かせるのはいいですね。





足の裏には凹ジョイントがあるのでSIEGEのウェポナイザー達と合体可能。


旧玩具立ち。
とてもよく似合います。





メガトロン「ワシのボディが汚れておるだと!」
スタースクリーム「お許しください、メガトロン様!!」


SIEGEシリーズ「WFC-S28 JETFIRE(ジェットファイヤー)」と。
これでやっと劇中デザインで二人を並べられました!


EARTHRISEシリーズのヴォイジャークラス同アソートのグラップルと。




SIEGE「WFC-S24 STARSCREAM(スタースクリーム)」と比較。


ロボットモードで。
SIEGE版は直線的すぎる脚部のラインが気になっていましたが、
EARTHRISE版ではメリハリのあるある意味色っぽいラインに。


CLASSICS版「STARSCREAM(スタースクリーム)」と。


ロボットモードで。
変形ギミックは似ていますが、スタイルは格段にアップしています。





以上、TRANSFORMERS EARTHRISE
「WFC-E09 STARSCREAM(スタースクリーム)」でした。



SIEGEでビークルが三角ジェットながら、ロボットモードはかなり理想的なスタースクリームが出て
さらに短期間でシーカーズ(ジェットロン)が揃っていき、当面はこれが
スタースクリームリメイクアイテムのメインになるのかな、と思っていたら
まさかの地球ビーグル版が翌年に発売されるという・・・。
まあ、それはそれで嬉しいのですが。

今回のEARTHRISE版はよりおなじみのスタースクリームのイメージに近づきましたが
なぜか変形機構を10年以上前に発売されたCLASSICS版からの流用というか
細かい部分はブラッシュアップされてはいるものの、ほぼ同様のギミックとなっており
それによる弊害が多いような気がします。
主にはデザイン的な部分に多く表れており、寸胴で板状のパーツの胴体部や
足を動かすとめくれ上がる構造の腰部前面部分、お尻にそのまま残ったビークルのパネル状のパーツ等々・・・
特に腰のパネル状のパーツの処理は写真で見たときからちょっと厳しいなあと思っていました。
腰の回転も含めてもう少し何とかなったような気もしますが、この辺りはコストとの兼ね合いですかね・・・。
とはいえ前シリーズのSIEGEでは出来ていたことが出来ないというのはやはり残念に思います。
あとやはりこの変形ギミックではジェットモードの厚みが気になりますね。
変形ギミックを流用したことはそこまで気にしないのですが
今その機構を使うならギミックだけではなく、ロボットモードの見た目の部分にも気を使ってほしかったなと思います。

気になる部分ばかりを書きましたが、実際にポーズをとって飾っていると
全体的にマッシブなボリューム感もあってかなりカッコよく見えます。
ボディの赤い部分はすべて塗装なので見た目もよいです。(塗装剥げが気になりますが)
当面の地球ビーグルになるスタースクリームのメインアイテムとあることは間違いないと思います。
とりあえずはやくサンダークラッカーとスカイワープも出してほしいです!
というかトンガリヘッドやレインメーカー、レッドウイング等も出たらうれしいですね。