WFC-K30
AUTOBOT ARK
(オートボット アーク)
-TITAN CLASS-


【アーク:スペースシップモード】



オートボットの宇宙船アークに変形。
アークは永きにわたる戦いでエネルギーが枯渇しようとしていたセイバートロン星から
エネルギー探索を目的としてオートボットが乗り込んだ宇宙船。
ディセプティコンとの宇宙空間での戦闘で地球に墜落しましたが、
400万年後、火山噴火のショックでアークのメインコンピューターである「テレトラン1」が再起動し
トランスフォーマー達を永い眠りから目覚めさせ、その後はオートボット達の拠点として使われます。
エンディングで毎回、アークの発射シーンが流れていたので印象に残っている方も多いと思います。


サイドから。
側面からロボットモードの脚部が見えているのがちょっと残念。




上下から。


下部には展開できる固定脚があります。


窓の奥には管制室が覗き見えます。


後部のスイッチを押すとハッチが開きます。
正直コアクラスでも大きく感じてしまうので、極小変形のオプティマスを置いてみました。
中に収納はできません。


付属のエフェクトパーツを噴射口に取り付けられます。
2セットしかないので4基全部に取り付けられません。


機首部分を倒すとご尊顔が現れます。





【メインフレーム:コクピットモード】

上部のパネルを開くと管制室が。


黄色い円形のパーツはベクターシグマのダミーなのかな。


超極小サイズのオプティマスフィギュアが付属。
かろうじてオプティマスと分かる程度の造形。


「WFC-E11 OPTIMUS PRIME」に持たせるとこんな感じ。


管制室を含めたユニット「メインフレーム」は取り外せます。


取り出したままの状態。


上部のパネルを開くとゴールデンディスク×2枚が収納されています。


2枚のゴールデンディスク。





【メインフレーム:テレトラン1モード】



メインフレームはオートボットのメインコンピューター「テレトラン1」に変形。
玩具だけのオリジナルの設定です。
完全なパネル変形なので後ろからは見てはダメ。


正面から。
モニタ中央にはアーク情報が。
左上は地球の世界地図、右上はベクターシグマが。


火山の噴火で再起動したときに地球のビークルをスキャンした衛星のようなメカが付属。


「生命再生機ハッシン、リペア、リペア」


やはりもちょい大きいサイズで欲しかったなあ・・・。


すくっ!


【メインフレーム:ロボットモード】

アクションマスターのメインフレームによく似たロボットモード。
元々のメインフレームのキャラ設定を考えると、なるほどというチョイス。
また「メインフレーム」は大型コンピュータシステムのことなので、名前的にも納得。
スキャン衛星が相方のプッシュボタンに変形したら面白かったかも。


頭部アップ。


正面から。
なんとなくスタイルがCWシルバーボルトに似ていますが
変形ギミック含めて特にパーツが流用されているわけではありません。


可動は足首の可動を含め、いつもの仕様という感じですが
背中のパネルが結構大きいので手足の可動に影響が出ます。


腕部のガワパーツもちょっと大きめ。


テレトラン1に変形するメインフレーム、ということで
変に大きなアクションポーズをとらせるのも違和感があるので
どういうポーズにすればよいのか悩みますね・・・。


写真だと右胸のオートボットエンブレムがシルバーと同化して見えない・・・。


背中はそのままアークの管制室なので、立ち上がるとえらいことに。


手持ち武器はありませんが、5mmジョイントの武器は持たせることはできます。
というか戦うことはあるんだろうか・・・。


劇中にはない設定、ギミックのキャラですが
アークと絡めてこういった独自のギミックを追加するのはとても面白いですね。
というかメインフレームだけ欲しい人が多そうな気も。


「君はあまり外には出ないようにな(壊れると大変困る)」


他のオートボット達と。
大体ヴォイジャークラスと同じ大きさですね。




【アーク:ロボットモード】

一目でアークが変形したと分かるロボットモード。


頭アップ。
アークのロボットモードは全体的にマーベル・コミックの作品に登場した
ラストオートボット(オートノマス・マキシマス)の意匠が取り入れられています。


正面から。
劇中でオートボットの拠点として描かれる印象的な4つの大きな噴射口が
脚部正面に配置されているのが良いですね。


可動はこれまでのタイタンクラス同様に、この大きさながら通常サイズのアイテム同様によく動きます。
ただし各関節部は重量星保持のためかなり固く、
動かすと結構大きな音がするので夜中に遊ぶのはお勧めできません・・・。
バキバキバキッ!


手首、腰は回転が可能。
指は親指とあとの4本が繋がった状態で可動。
親指は外側にも動かせられるとよかったなあ・・。


肘の可動は変形ギミックの恩恵もあり深く曲げられます。


首は横方向の可動のみで上下に動かないのが残念。





こういうポーズの場合はやはり頭部が上に向けられるといいのになあ。


膝立ても問題なく可能。
変形ギミックの可動のおかげで膝は結構深く曲げられます。


目は集光ギミックになっています。
モノが大きいので頭部がライトの位置に近くなるので結構光りますね


ロボットモード自体のギミックは少な目なので、
なにか腕部や肩から武器が展開するようなギミックが欲しかったかなあ。





メインフレームを取り外した状態だと胸部は空洞の部分がかなり多くなります。


一応、メインフレームを収納したまま変形することは可能。
大型戦艦等がロボットモードに変形するのにありがちな、変形中は向きがえらいこと状態。









タイタンクラスなのでかなりの大きさですが、実際のサイズを考えるとコアクラスと絡めてもまだ小さいです。
とはいえ通常のデラックスクラスと合う大きさのアークを出されても困りますが・・・。


サイバーバース「TCV-23 アークコンバインオプティマスプライム」のアークと。


ロボットモードで大きさ比較。
大きさの概念とは。


SIEGE「WFC-S28 JETFIRE(ジェットファイヤー)」「WFC-S29 OMEGA SUPREME(オメガスプリーム)」と。
もうなにが大きいくて小さいのかわからなくなってくる・・・。




以上、TRANSFORMERS KINGDOM
「WFC-K30 AUTOBOT ARK(オートボット アーク)」でした。



ついにアークまで商品化!
しかもタイタンクラスでロボットモードへの変形ギミックを備えての商品化。
アーク自体は劇中に出てはいるものの、大型アイテムのチョイスとしては地味なので
テレトラン1に変形するメインフレームなど、オリジナルのギミックをいろいろと盛り込んで
タイタンクラスとしてのプレイバリューをなんとか上げてきているように感じます。
その分逆にアーク本体は細かい部分にコストをかけずあえてシンプルな構造にしているようにも思えます。
昨年のタイタンクラスのスコルポノックと比べてもちょっとボリューム不足な部分も感じてしまいますね。
またしょうがないのですが「宇宙船モード」「テレトラン1」「管制室モード」「メインフレームロボットモード」等々
アイテム個々のそれぞれのモードごとに他のアイテムとの大きさが合わせづらく
何とどう絡めればよいのかちょっと悩むアイテムでもあります。

個人的にはアークの大型アイテムということで、それだけで嬉しかったりしますが
逆に言えばそれだけな部分もあり、今後ネメシスが同様に商品化したとしてもちょっと微妙かなあという気も。
なんとなくタイタンクラス枠のネタ切れを感じざるを得ない奈という印象です。