MASTER PIECE
MP-12
「サイバトロン戦士 ランボル」

(2012.10.27)




【パッケージ】



マスターピースシリーズの新たな展開。
サイズ、価格も抑え目に歴代の戦士達をマスターピース化!

そしてついにランボルが登場!!




箱はかなり小さくてビックリ。
ヘンケイのランボルと並べてもごらんの通り。



中はこんな感じ。
かなりシンプルな内容。
これまでのMPシリーズもビークルモードで梱包してくれれば小さくできたのになあ。





付属のカード。
「ラチェットの世話になることが多い」・・・・だと?

ランボルの座右の銘「俺はルールを破らない。おもいっきりねじ曲げるがね。」
は数あるTFの座右の銘の中でも一番好きです.

他のキャラの座右の銘(モットー)が気になる方はこちらで呟かれているので
とても面白いのではないかと思います。






【ビークルモード】


カウンタックLP500Sに変形。
ちゃんとランボルギーニ社のライセンスを取り、監修も受けている
夢にまで見たちゃんとカウンタックに変形するランボルのリメイクです。


サイドから
側面の一部パーツがちょっと浮いちゃうのは固体差かなあ。


スーパーカーブームを体験したものとしては、このフォルムに痺れますね。
ボールペンのノック部分でリア部を弾きたくなる^^。(←おっさん)


多少の分割線はあるものの、それほど目立つものではありません。
むしろボンネットのサイバトロンマークの自己主張が強すぎ^^。


この薄い車体がちゃんと変形するんだから、すごい!


基本的に武器関係は余剰ですが、ルーフにあるジョイントに装備することが出来ます。
無理やりな感じはしますが、ないよりはあったほうがいいかな。



MP-10 コンボイVer.2と。
いい感じのサイズ差。



もちろんコンテナに収納可能!!
うおおおおおお!かっけーーー!!



MP-10 コンボイVer.2付属のスパイクと。
お?ちょうどいい感じの大きさ?
非正規品のスパイクとスパークプラグが欲しくなるなあ・・・。







【ロボットモード】

見事なまでの理想的な箱体型のランボル。
僕達が待っていたのはこれなんだ!!!



頭部アップ。
ちょっと口元が面白いですが、MPシリーズにしては比較的イケメンな頭部。


3方向から。
バイナルテックと違い、横から見てもちゃんとロボットに見えるのがいいですね。


可動も優秀。
動かしたい部分はほとんど動きます。



肩の前後スイングがあれば最強でしたが、構造的にそれは難しいか・・・。


脚部の変形は基本伸ばすぐらいの簡単なものかと思ったら大間違い。
かなり凝った変形をします。
しかも凝ってるのに複雑じゃないという理想的な弄りやすさ!!



肩のミサイルランチャーを装備。


左右どちらの肩にもジョイントがありますがmランボルはやはり左に装備。
個人的にはもうちょっとだけ小さいとよかったなあ。


脚部の可動は画像ぐらいが限界。
足を前方向に思い切り動かすには、腰部前面のパネルを動かす必要があります。



手持ち武器の「フレアーガン」


手のひらとグリップ部にジョイントがあり、差し込んだあと握らせて固定。
指の可動部の保持力に頼る感じなので、個体差で指の可動が緩めだと
ちょっとポロリしやすいかも。





ボンネットのサイバトロンマークはやはりロボットモードだとないと寂しいですね。
ビークルモードの見栄え重視用パーツ見たいな感じでボンネットの一部パーツを
差し替え式とかになっていたらよかったのに。
サイバトロンマークは白い淵部分のみで表現されてるみたい。



箱を積み重ねたようなプロポーションは理想的なG1体型なんですが、
かっこよく写真を撮ろうと思うとものすごく難しい被写体であることに気づかされました・・・。
今回は正直納得のいく写真があまり撮れなかったです・・・。
シンプルなものほど誤魔化しが効かない!



まるでアニメから飛び出てきたような感じですね。
(作画の良い回に限る!)



背中が若干ガワを背負ったような感じになっていますが、
前から見たときにガワパーツが隠れるように畳むようになっていたりと、いろいろ考えられています。



この胸部が上方向に行くほど広がっていくラインが構図決めるのに非常に厄介だったり・・・。
ホント難しい。



シンプル・よく動く・かっこいい!


いろい言われている塗装制度に関しては
個人的にそれほど気になりませんでした。
自分の許容範囲が広いだけかもしれませんが・・・。







数少ない付属オプションのひとつ「破壊兵器 パイルドライバー」


手首を収納した状態で装着。
肉抜き穴がちょっと残念。


Amazon.co.jp限定特典「パイルドライバー第18話Ver.」
Amazonで購入した人のみに付いてきた特典になります。
製品とは別の袋に入ってダンボールに同梱されていました。


形状の変更とメッキ加工が施されています。


MP-10 コンボイVer.2付属のスパイクを肩に乗せてみた。






TFコレクションのランボルと比較。
旧玩具もいい出来ですが、よりアニメイメージに近いMP版はさすがに技術の進歩を感じます。



変形!ヘンケイ!版のランボルと。
ヘンケイ版も好きですが、こうして並べてみると
かなりアレンジされているのがわかりますね。


サイズはデラックスクラスよりちょっと大きめ。


バイナルテック版と。
バイナル版はちょっとズングリムックリしたスタイルがランボルっぽくないんですよね。



全員並べてみた。


ビークルモードで比較。
バイナルでかいな・・・。



ビークルモードで正面から。




「MP-10 サイバトロン総司令官 コンボイVer.2」と。
いつバックパックランドセルを奪われるかヒヤヒヤ。










以上、マスターピース「MP-12 サイバトロン戦士 ランボル」でした。

ぶっちゃけ超合金魂をマネしたような仕様で始まったMP第一弾のコンボイ。
とはいえ個人的にはあの凝った変形パターンや鈍器並の重さ、野暮ったいスタイル等、
いま見ても非常にワクワクする玩具です。
ただその後のMPシリーズは迷走の一途。
高額商品で白マグナス、誰得な河森コレジャナイスク、錆るヒョロい破壊大帝・・・
客が望む方向とは別にタカラのその時期の技術力を見せ付けるためだけの
自己満足企画に成り下がった感がありました。

さらにロディマスの不具合っぷりや、期待されたコンボイVer.2も濃いファン以外買わない、
恐ろしく高い値段設定と買っている方もどうしていいのかわからない状態・・・。

個人的にはこのランボルでやっと満足のいくMPシリーズになった気がします。
もちろん「マスターピース」と謳うわりにタイヤがプラ製だとか、ほぼプラ製で軽いとか
塗装精度が低い等の意見もありますが、それでも個人的にはこの仕様がベスト。
ダイキャストは無駄に弄りにくくなるだけだし、タイヤは割れるぐらいならプラ製で十分。
塗装も個人的には許容範囲。

手が届きやすい価格設定、弄りやすいサイズ、凝ってはいるが複雑すぎない適度な変形ギミック、
カーモード、ロボットモードともちゃんとランボルしてるし、なにより見栄えが良すぎて飾っていてウットリしてしまう。

サイズがジェネレーションやユナイテッドと合わないのは残念ですが、今後のラインナップに期待したいです。
この仕様でぜひ、マイスターやハウンド、ホイルジャック、サンストリーカ達、他のサイバトロン戦士達もお願いします。

そそて今回、この記事かいててオートボットではなく「サイバトロン」等の和名を書くのも
ほとんどこのマスターピースシリーズぐらいしかないんだな、とちょい寂しくなりました。
サイドスワイプ?いいえ、ランボルです。
というかむしろランボル(サイドスワイプ)とかにしちゃってもいい気もしますが・・・。