MASTER PIECE
MP-25L
「デストロン超音工兵 ラウドペダル」
(2016.06.11)
2016年おもちゃショー限定販売
【パッケージ】
トラックスのリデコアイテムがおもちゃショーの限定アイテムとして登場!
「脳内自動作曲」というトンデモ能力を持ち、
その能力で作曲家として宇宙全体で評価されてるという独特な設定のキャラ。
ちなみにラウドペダルとはピアノのダンパーを開放する(音を延ばす)ためのペダルのこと。
(ダンパーペダルとも呼びます)
中身。
トランスフォーマーの玩具にしては珍しくスタンドが付属。
付属のカード。
座右の銘「苦悩を超えれば、歓喜に達す」
あれ?カードのデザインがまた以前の感じに戻ってる・・・
付属のシール
お好みで貼ってくださいとの指示がマニュアルに書かれています。
「CS」は自分の作曲した作品を発表する際の芸名(?)「Cシャドー」から。
【ビークルモード】
シボレー コルベット スティングレイC3に変形。
真黒なボディに紫のクリアパーツとかっこよくない訳がないという配色。
「ダイアクロン」カーロボットのヨーロッパ版のカラーリングをイメージしたものらしいです。
サイドから。
正面から。
ブラックトラックスとかじゃなく、別キャラ扱いにするなら
ファイヤーパターンはいらなかったんじゃないかなあ。
独特な曲線のフロント部のラインは写真で再現しづらいです。
下から見たところ。
フライトモード用のウイングパーツが目立ちます。
ルーフ部分は回転させるとエンブレムを隠すことができます。
フロント部のエンブレムは付属の「CS」マークを貼って隠せます。
【フライトモード】
ビークルモードの一部を変形させて飛行形態に。
トラックスのギミックはそのままラウドペダルでも使えます。
正面から。
付属の武器をビクール下部に装備可能。
武器にもジョイントがあるのでスタンドに付けることができます。
ビークル先端に取り付けられる「超音波カッター」
収納式ではなく別パーツになっているので基本余剰パーツです。
専用スタンドを使って飾ることが出来ます。
スタンドはデストロンのエンブレムがプリントされていて
色もトラックス付属のものから紫のクリアパーツに変更になっています。
【ホロマター・アバター&MC-21 サウンドウォーリア】
〔ホロマター・アバター〕:Cシャドーの正体を偽装するために使用する。
ヒューマノイド型ホログラム物質アバター。
過去にデストロンが遭遇した生命体のリストから無造作に選ばれたため、
地球の青年ラウルに瓜二つの姿をしている。
〔MC-21 サウンドウォーリア〕:ラウドペダルが所持する、市販の携帯型メディア再生機器。
彼の脳内で湧き出たメロディを即座に保存するためのもの。
作戦行動の妨げにならないよう、戦場でも肌身離さない。
トラックス付属のラウル&ブロードキャストのリカラー。
サウンドウォーリアのMC-21という番号は
カラーリングの元ネタの「MC-21 サウンド戦士 ラジカセロボ」から。
音楽活動をする際に人間の姿が必要ってことなんでしょうか。
正直なくてもよかった気がするオプションです。
サウンドウォーリアは運転席にあるジョイントに接続して収納できます。
HURRY UP!どーもっ(2回目)
【ロボットモード】
真黒なスポーツカーからグレーや白いパーツの露出が増えたロボットモード。
有能な兵士でありながら 彼の持つ音楽的才能が仇となり、自軍からは不当に低く評価されている。
頭部アップ。
新規造形の頭部。
旧玩具のトラックスの顔をイメージしたようなデザインになっています。
なんとなくニードルノーズっぽくも・・・。
正面から。
可動はマスターピースなのでよく動きます。
膝はもう少し曲がってくれると嬉しかったです。
腰は変形ギミックでも使用しますが回転します。
少し気になるのは胴体部がかなりスカスカな事。
ドアパーツを展開して背面に配置したりと、なんとかボリューム不足を補おうとはしているのですが
どれでもちょっと厳しい部分がありますね。
背中のガワパーツがもう少し密着してくれればよかったのですが。
頭部は結構動きます。
足首は前後左右に動くので設置はバッチリですが、
脚部との接続位置が横にあるのが個人的にはあまり好きではない処理だったり・・・。
やはり上から見ると背中が気になりますね。
肩は前方向にも根元からも動きますが、構造的に少し保持力に不安のある感じです。
頭部後ろに配置されている「ミサイルランチャー」は
根元から可動するのである程度自由に角度を変えられます。
ビークルモードでも余剰にならずリア部に収納されます。
手持ち武器の「マスドライバー・ライフル」
ラウドペダルが携行する質量投射銃。
彼の超音波能力は有効範囲が限られているため、長距離をカバーする武器を別途使用する。
弾体は彼自身が工作したものを使用でき、理論上弾切れの心配がない。
手のジョイントに差し込んで固定しますがちょっと外れやすいです。
「MP-26 ロードレイジ」付属の武器の色替えになります。
ロボットモードでも付属のスタンドは使用可能。
設定が面白いので、それを活かすような専用武器がもう一個ぐらい欲しかったですね。
襟元の白い部分は塗装なので擦らないよう・・・。
(  ̄ ▽  ̄ )
一緒に並べられる大きさのブロードキャストが欲しくなります。
MPサウンドウェーブの大きさを考えるとデカくなっちゃうのかな・・・。
同型の2体と。
ロボットモードで。
左側から
「MP-25 サイバトロン戦士 トラックス」
「MP-25L デストロン超音工兵 ラウドペダル」
「MP-26 サイバトロン陸空戦闘員 ロードレイジ」
全員頭部が違います。
トラックス以外はアニメ等では登場しないオリジナルキャラ。
以上、マスターピース「MP-25L デストロン超音工兵 ラウドペダル」でした。
2016年のおもちゃショー限定アイテムということでお値段もそれなりなアイテムです。
(量販店等での割引がないという点で)
正直あまり買う気はなかったのですが、「ラウドペダル」という抜群のネーミングと
たまたま買える環境が揃ったので購入。
結果としては買ってよかったと思えるアイテムでした。
新造された旧玩具トラックスのデザインを再現した頭部の
いい意味での野暮ったい造形や、それに反するかのように厨二心をくすぐるカラーリングと
個人的にはとても気に入りました。
そして「ラウドペダル」の名にふさわしい音楽を主としたキャラ設定が個人的にはツボで
MP用のでっちあげキャラとはいえ、キャラクターとしても気に入りました。
(なにげに音楽惑星とかもちょっと出てきたりしてるのが面白いですね)
多分単なるトラックスブラックバージョンだったら買っていなかったと思います。
ただ、トラックスからの不満点はそのままなのでMPアイテムとしての物足りなさや
今一歩と感じる部分と値段が見合うかは人それぞれかと・・・。