MP-42
「サイバトロン/在郷戦士 コルドン」

(2018.10.27)



【パッケージ】



「MP-39 サンストリーカー」のリカラーで
ダイアクロンカーロボット「No.3 カウンタックLP500S パトカータイプ」を元にしたカラーリングになっています。
なおコルドンとは警察などが使う「KEEPOUT」の文字などが書かれているテープのこと。


ブリスターの状態。


付属のカード。
座右の銘「俺の身体が最善を知っている」


【ビークルモード】



ランボルギーニー カウンタック LP 500Sに変形。
パトライトを装着したパトカー仕様。
ナンバープレートはカーロボットでの商品番号から。


サイドから。


ボンネット、サイドドアは開閉可能。


ヘッドライトは下から押し上げると開くことが出来ます。




MP-44付属のフィギュアはもちろん搭乗可能。


付属の武器は荷台部分に取り付けられます。


車体後部に仕込まれた内蔵型プロジェクター「後部アイソレーション・ライト」。
リボン状の光帯を発生させる装置。




付属の武器はすべてルーフ部分のジョイントに取り付け可能。


小型の武器は折りたたんでビークル内に収納できます。





【ロボットモード】
コルドンは過ちを犯し、有罪の宣告を受けたサイバトロン戦士である。
彼は元々、戦地での採用によりサイバトロン軍に編入された身元不明者だったが、
訓練中に起こした事件−−侵入敵の逃亡幇助と暴力行為−−により告発された。
しかしながら鑑定の結果、彼の記憶領域には大きな破損の形跡があり、
それに伴う「一定期間ごとに記憶がリセットされる」という、設定の不具合が認められた。
事件当時の彼は正常な判断力を欠く白紙状態に近かったと見做され、
量刑は極めて軽い300年の社会奉仕活動に留められた。
不具合の修正処理を受けたコルドンは在郷戦士、つまり予備役兵員の身分で地球人の開拓惑星へ送致され、
そこで唯一の駐在員として働く事になった。

現地住民は、若く未熟で実務経験のない彼を不安がったが、次第にコルドンの意外な能力に触れ、一目置くようになる。
鉄ハブ毒の解毒、ホオザイト発電機の修理改良など、彼は様々な問題を手際よく解決し、何事にも一流の手腕を発揮した。
中でも、収穫祭で彼が振る舞った料理は絶品だった。
無愛想で皮肉屋の警官ロボットは、いつしか地域の顔になっていた。
コルドンの多才さの秘密は、実は彼が極めて古い時代に生まれたロボットだった事実にある。
永劫を生き、リセットによる無数の環境変化を経て積まれた経験は、彼の身体システムに刻まれ意識せざる才能として身についたのだ。

一方で、彼の存在は敵の関心事項でもある。
この所、彼の周辺に青い鳥型のデストロン・ガーボイルが出没し、何かにつけて彼を誘引する。
「我々<コバルトセントリー>は、悪の精鋭たりうる人材を求めている。
君には青が似合うと思うよ、コルドン・ブルー(第一級者)に似つかわしい色がね」
彼の乾いた一面は、その言葉を無下に否定はしなかった。



白いボディに胸のパトライトがよいアクセントのロボットモード。


頭部アップ。
「MP-39 サンストリーカー」はアニメデザインに寄せた造形でしたが
コルドンは玩具に寄りのデザインに。


正面から。
サンストリーカーから頭部、胸部、脛パーツなどが変更になっています。


可動はMPシリーズでもかなり動きます。
とても変形する玩具と合思えないぐらいの可動範囲。


片足でも問題なく自立します。


胸部はビークルモードのルーフを裏返すように変形させますが、
それに合わせてパトライトも逆面に押し込むと飛び出るようになっています。
なかなか面白い構造になっています。


指は四本の指がつながった状態で可動し、親指も独立して動かすことが可能。
頭部は引き出し式の二重可動になっているので上下に大きく動かせます。


ジャンプからのキック攻撃。
腰も若干ですが前方向に倒せます。


コルドンは玩具ように設定された新キャラクターで
どういうアクションをするキャラなのかよくわからないので
この後の画像はは「このぐらい動きますよ」という参考程度の画像なので
ポーズに特に意味はありません。


とびかかって襲うようなポーズ。


相手に手刀をたたき込む、嵐をもたらすようなポーズ。


腕をクロスしてカッターのような衝撃波を飛ばすようなポーズ。


コルドン・エンド


月をも切断しそうな手刀を繰り出すポーズ。


仲間のために気合をためるポーズ。
立て膝も余裕でこなします。


ザシャアアアア



付属武器の「スピードトラップガン」
基本的にはMP-39付属のものと同じものですが、メッキ処理されています。


手のひらのジョイントに持ち手のジョイントを差し込んで固定します。


サンストリーカーに付属していた大型のライフルはコルドンにはありません。


脚部内側のパネルに取り付けて脚部内に収納できます。


もう一つの付属武器「コルドン・ワンド」
サンストリーカーには付属していなかったコルドン用の武器。


名前の由来となってたコルドンテープ(警察の黄色い封鎖線)のような光彩プロジェクションを発生させる特殊装備で
見る者に帯で囲まれた範囲内への立ち入りを避ける強い心理効果を及ぼす。
武器というより攻撃補助用の装備という感じです。


手を収納して直接腕部に取り付けることが可能。






「MP-39 戦士 サンストリーカー」と比較。


ロボットモードで。
白いボディにパトライト、新規頭部のおかげでかなり印象が違って見えます。
目が赤いのでなんとなくデストロンっぽさが・・・。





以上、マスターピース「MP-42 サイバトロン/在郷戦士 コルドン」でした。


サンストリーカーのダイアクロンカラーが出ることは予想できましたが
赤より先にパトカー仕様が出るとは思いませんでした。
一部パーツは変更になっているものの、基本的な構造はサンストリーカーと同じです。
カウンタックのパトカーでさらにスーパーチューニング状態にもできるのは贅沢な仕様ですね。
元受刑者のサイバトロンで現在は警官とか、設定がこりすぎな気もしますが
鈍く光る赤い目がなんとなく不穏な感じがして設定的にも似合っているように思います。
ロボットモードで並べるのもの良いですが、ビークルモードで並べると子供のころのワクワク感がちょっと蘇ります。