MP-49
「デストロン星帝大使 ブラックコンボイ」

(2020.7.25)



【パッケージ】



コンボイのカラーバリエーション定番の黒バージョンがMP3.0でも登場。
ネメシスではなくブラックコンボイ名義で発売。
星間大使とは・・・何?。


ブリスターの状態。


付属のカード。
座右の銘「終焉とは、すべての生命が持つ宿命である」


【ビークルモード】



おなじみのトレーラートラックに変形。
ロボットモードのグレーの部分がほぼ露出しないのでメッキ部分以外は真っ黒です。


サイドから。


真上、真下から見たところ。
結構無理な変形をするのでそのしわ寄せは荷台部分に集中している感じです。


正面から。
フロントバンパー、サイドミラー、煙突はメッキ仕様。


MP-44付属のフィギュアはもちろん搭乗可能。


付属の武器は荷台部分に取り付けられます。


MP-44コンテナを取り付けてみた。
当たり前ですが特に問題なく取り付けられます。





【ロボットモード】
ブラックコンボイはユニクロンにより精製されたコンボイのクローン兵士で、コンボイとまったく同じ姿、
戦闘能力を持つもその心はコンボイとはかけ離れた破壊衝動のままに動く殺戦マシーンそのものである。
彼が従うのは主人であるユニクロンのみで、サイバトロンもデストロンも区別なく、
主人に仇なす全てのトランスフォーマーを攻撃対象としている。
戦場を駆け巡りその手で生み出した破壊エネルギーを集め、
その力で首だけになったユニクロンを完全復活させるという使命を果たすため、
彼は今日も破壊と殺戦を繰り返すのである。



いつもの黒いボディに赤と青竹色の配色のロボットモード。
アニメのスタイリングの3.0だと違和感がすごい・・・。




頭部アップ。
角ばったスクエアヘッドと丸みのあるラウンドヘッドの
デザインの違う2種類の頭部が付属。
丸っこい頭部の黒いコンボイはこれまでになかったのでさらに違和感が増しますね・・・。
なおMP-44では少し曲がった感じだったアンテナですが
今回は硬質なものに変更されシャープな感じに修正されているようです。
この仕様のノーマル版ヘッドが欲しい・・・。


可動はMP-44と同様に変形玩具とは思えないほど動きます。


黒い部分はほぼ成型色となっており、ほぼ全塗装だったMP-44と比べ扱いやすくなっています。
腰の青竹色の部分も成型色。
デザイン的にのっぺりした今のMPだと成型色だとヒケや傷が結構目立つような気がしますが
個人的には遊びやすい成型色のMP44も欲しいと思っていたのでちょうどよいかなと。


腰は回転可能でジョイントを外せば前かがみにもできます。


MP-44で問題になった膝の可動部分はパーツの形状が変わって改修されているようです。
股関節の緩さはそのままですが・・・。


頭部は引き出し式の二重可動になっているので上下に大きく動かせます。
ただし背面のアームと干渉するので上を向いたまま横に動かすのは限界があります。


肩が引き出し式の可動が仕込まれているので前後に大きく動かせます。
なので腕組みも余裕。


立て膝もきれいに決まります。


指はアニメっぽく丸っこい造形で親指は根元から可動。
人差し指は独立して可動して残りの3本はつながった状態で動かせます。


胸部を開けばマトリクスチェンバーがあり、さらにその中にはデッドマトリクスが収納されています。
デッドマトリクスはユニクロン復活のカギであり、本来のマトリクスとは真逆の性質をもつ邪悪なものだそうです。
よくわかりませんが。


デッドマトリクスは取り外し可能。


拳パーツとの差し替えでエナジーアックスを取り付けられます。


球状の部分に可動があり角度の調整が可能。







付属武器の「レーザーライフル」
基本的にはMP-44付属のものと同じ。


手のひらのジョイントに持ち手のジョイントを差し込んで固定します。
個体差なのかMP-44に比べて固定が緩かったです。


バックパックの側面に取り付けておくこともできます。


折りたたんだコンボイガンをジョイントにスライドさせて取り付けられます。





のんびり一休み。
働き方改革。
いや休憩は取ろう、働き方を変えていこう。


肩のミサイルランチャーで反撃。
これを余剰なくビークルモードで収納するのはすごい。


頭部メット内にはバイザーが収納されています。






「MP-44 サイバトロン総司令官 コンボイ Ver,3.0」と比較。


ロボットモードで。
写真では見えませんが背面の音声ギミック用のスピーカーのための穴が
塞がったパーツに変更になっていたり、前述の膝のパーツなど細かい部分が仕様変更されています。
とはいえ全体の印象は特に大きな変更はありません。







以上、マスターピース「MP-49 デストロン星帝大使 ブラックコンボイ」でした。


コンボイ3.0が出たので、カラーバリエーションとしてまあ出るよね、という定番の黒バージョン。
2.0でも発売になりましたが3.0のアニメデザインに寄せたスタイルの黒バージョンはこれまでになかったので
写真で見たときの違和感がものすごく、購入を迷っていましたが意識せず予約していたみたいで結局購入。
そもそもコンボイのブラックバージョン商法自体は割とうんざり気味だし、アニメデザインの違和感もあって
あまり期待はしていなかったのですが、塗装がなくなることで扱いやすくなり、一部パーツ改修もあって個人的には結構気に入りました。
価格は塗装もなしでこの値段?という気もしますが、コンテナとオプションなくしてMP-44から
2万ほど安くなるのは不思議に思っていたので塗装も加味しての値段だとしたらなるほどという感じです。
これで塗装されて値段が跳ね上がるぐらいなら自分はこれでいいかなあ、と。
ただ自分の場合は視力が悪くてあまり気にならないとか、ブラックバージョン自体に思い入れがないという部分も多いいので
そうでない方は、やはりマスターピースだし、高額商品なんだから塗装して欲しかったと感じると思うので
何を求めるかで評価が分かれるアイテムなのかもしれません。
とはいえ価格を考えると自分が気にいったとしても勧めやすいものではないですが・・・。