DELUXE CLASS
AUTOBOT JAZZ

(オートボットジャズ)



【パッケージ】

ジェネレーション新作はゲーム「WAR FOR CYBERTRON(以下WFC)」の続編
「FALL of CYBERTRON(以下FoC)」のキャラクターからチョイス!
アソートwave1からJAZZを紹介。



【ビークルモード】


ビークルモードはSFビークル。
FoCは惑星CYBERTRONが舞台なので、基本全員SFビークルに変形。


サイドから


上から
架空のビークルながらJAZZっぽい雰囲気も残しています。


下から。
下からはほぼ脚部しか見えません。






【ロボットモード】

非常にシンプルなデザインのロボットモード。
サイズダウンもさることながら、各所にコストダウンの苦労が見受けられます。



頭部アップ。
安心のJAZZフェイス。



正面から。
ちょっと頭部が胴体に埋まり気味。



背中はビークルのガワを折った状態のパーツで構成。


脚部の構造は驚くほどシンプル。
ピンやネジは使われず、簡易クリックを使って位置を保持する感じ。
なんとかパーツ数を少なくしようという苦労が見て取れます。



なんとかこのぐらいは可動します。



首周りはちょっとスカスカな感じ。
頭部自体も胴体に埋まった感じなので下からのアングルだと顔が隠れる場合が多いです。



腕部の構造も脚部同様シンプル。
タイヤもはめ込み式。



塗装部分も少なめなので、CGを参考に少し塗装したくなります。



武器を装備。


武器自体にはギミックはない一発抜きのシンプルな造形。


ポーズによっては肉抜きが目立ちますね。


ヒジの可動も簡易クリックが入っています。


腰の回転はありません。


足首も簡易クリックですが、横方向への可動はないため接地は微妙な感じ。


脚部のタイヤはダミーパーツ。
ビークルモードで使用するのは腕部と胸部にあるタイヤです。








同アソートのオプティマスと。
オプティマスのほうが小さいとか・・・。



REVEAL THE SHIELDの「SPECIAL OPS JAZZ」と比較。


ロボットモードで。
世界規模で不況なんだなあ・・・と思い知らされる体格の差。
RTS(もしくはユナイテッド)のJAZZはこのクォリティの時期に発売されたことを喜ぶべきか・・・。









以上、GENERATIONS-FALL of CYBERTRON-
「AUTOBOT JAZZ(オートボット ジャズ)」でした。



どうしてもこれまでのシリーズと比べてしまうとチープと感じてしまう部分があります。
いろんな要因があってのコストカットのため、こういう仕様になるのはしょうがないのですが、
やはりちょっと寂しくなります。
個人的には脚部や肘等の関節部の処理から開発側の苦労がヒシヒシと伝わってきて
なんともいえない気分になります・・・。
今後この状態が続くのか、また景気がよくなって以前のような仕様に戻るのかはわかりませんが、
このシリーズがTFの新たなひとつの区切りとなることは間違いなさそうです。

ただ好意的に捕らえるならば、このコストカット仕様のためのアイデア、工夫が以前の仕様に戻った際に
いい意味で反映されていくならば、それはそれでアリなのかもしれません。

そして上記の事情をまったく考えず玩具単体としてみた場合の評価ですが、
簡単な変形機構とそれなりに動く可動で思ったよりは楽しめます。
あくまで値段等を考えなければですが。
自分は1体2000円弱で購入したので、まあこの出来なら許容範囲かと。
ただ前作のWFCシリーズと並べるとサイズ的に違和感が出るのがちょっと残念ですね。