TRANSFORMERS
「コンボイペン」

2014年9月27日発売
メーカー希望小売価格(税込) 4,298円



【パッケージ】



タカラトミー以外のメーカーが許諾を受けて作成された正式ライセンス商品。
企画、作成は千値練(せんちねる)が担当。




【ロボットモード】

一見普通の可動フィギュアっぽいスタイルのロボットモード。


頭部アップ。
大きさのわりにコンボイらしさがちゃんと出てる造形になってます。


正面から。
足首もボールジョイントで可動するので接地性もバッチリです。


サイドから。


可動は変形ギミックを備えているのにかなりグリグリ動きます。
正直変形しないでこっちの方向性でつめてくれた方がよかった気もします。


もちろん手首は回転します。
肘は変形ギミックのおかげで2重関節。


腰は回転しないことはないのですが、サイドアーマーがつながってる為
腰を動かすとサイドアーマーも動いちゃいます。


肩もかなり自由に動きます。


腰の部分が残念ですが、それをのぞけばコンボイの可動フィギュアとしてはかなりよい出来です。


しょーりゅーけ(略


正座


足を前方向に動かそうとすると今度はフロンとアーマーがめくれ上がる感じに。
腰の構造はなんのこだわりでこんな仕様にしたのかよくわかりません。
あきらかにロボットモードは可動をウリにしてるぽいのに。


胸部上下に動く為、頭部が胴体に埋もれがちになりやすいです。
固定できるようにしてほしかったなあ。


付属のコンボイガン。


銃口がふさがってるのが残念ですが、ペンのキャップも兼ねているのでしょうがないかな。





銃を持ったアクションもお手の物。


小さいくせに値段がそれなりですが、その分造形や塗装は細かくて写真だけだとサイズがわかりにくいですね。


スタンド用のジョイントがあるとうれしかったのに。


サイバトロン戦士アターーック!!


ホワァァァァ!!


腕組みはちょっと無理があるか




【ペンモード】

コンボイが実際に使えるボールペンに変形。
4方向から。


コンボイガンを足で挟み込むようなカタチでペン先を構成。


思っていたより凝った変形をします・・・が


個人的には変形玩具と見たときに不満がかなり多いです。
個人的に一番抵抗があるのが膝の可動パーツ。
ペンモードになったときそのパーツがむき出しになり、グリグリやれば外せる状態に。
なにこれ?アイデアが雑すぎるんですが。
ただただめんどくさい尻の下にある小さいパーツの反転や、
可動の見た目を殺してまで妙にペンの形状にこだわるサイドアーマーの構造、
同じく形状を整える為に仕込まれた胸部を反らせる構造等々・・・
個人的にはそんな無駄に複雑かつこだわりを感じない変形ギミックに正直ガッカリでした。
(個人の意見ですよ・・・)


マッシャーズオプティマスと大きさ比較(わかりにく)


正直、ターゲットマスター的に遊んだ方が楽しそう。
いっそ5mmジョイント付けとけばよかったのに。


いろんなオプティマスと大きさ比較。
デラックスクラスより小さくスカウトより大きいという感じ。
通常のTFラインとは違う商品とはわかってはいますがやはり高く感じます。





以上、千値練「TRANSFORMERS コンボイペン」でした。

結構評判もよく、気に入ってる方も多いのでレビューするか迷いましたが、
こんな風に思ってるヤツもいるんだなあ・・・ぐらいに読んでいただければと思います。
ごめんなさい。

でも個人的にはこの商品になにも感じるものがなく、むしろマイナス方向にしか感じることがありませんでした。
可動フィギュアとしてなら・・・ならなんでこんな弄りにくい腰の構造にしたのか。
じゃあペンモードを実生活で使って・・・公式でインク交換不可っていう仕様はなんなの?
脚部をアジのヒラキのように変形させてまでペンモードにこだわってる割に対して効果的でもないし
設計者の無意味なエゴのために設計された構造に「つき合わさせられてる感」が個人的には強すぎて
このアイテムは自分には向いていない商品でした。
自分が向いていないだけなので、この商品を好きという人がいるということはもちろん当たり前ですし否定する気もまったくありません。
多分、自分の感じ方がちょっと変なのかもしれません。
ペンに変形という遊びを提供するならもっと気軽にカシャっと変形できるほうが個人的にはよかったのになあ、と思います。