2012 TFCC EXCLUSIVE
「OVER-RUN」
(オーバーラン)
【パッケージ】
2012年のTFCC(Transformers Collectors Club)の限定販売アイテム。
商標の都合か「OVER-RUN」という名前になってますが、見てのとおりRUNABOUT(ラナバウト)です。
ちなみにWikiによるとRUNABOUTとは「乗用車のボディスタイルの米国での呼称の一種」を差す単語だそう。
中身。
上部に相方のラナマックを入れられる空間があります。
とてもうれしい仕様ですが、「両方買ってね♪」という意味にもとれるなあ^^。
【ビークルモード】
黒いボディに赤が映えるビークルモード。
玩具自体はGENERATIONシリーズの「WHEELJACK」のリデコになります。
サイドから
武器が丸見えなのがちょっと残念。
正面から。
前方へ飛び出したフロントアンダースポイラーが凶悪でいい感じ。
フライトモードへも変形できます。
ドドドドドドドドドドド!
【ロボットモード】
新規の頭部パーツのおかげでちゃんとラナバウトに見えるロボットモード。
頭部アップ。
WHEELJACKでは工具として使われていたパーツを肩のキャノンに見立てて装備。
2012年のTFCC会報のコミックで活躍中。
可動はWHEELJACKに準じます。
ただ肩のタイヤは「TURBO TRACKS(ターボトラックス)」のように前面に向けるので
WHEELJACKよりちょっと動かしやすいかも。
ビークル上部がそのまま胸部になるので「TURBO TRACKS(ターボトラックス)」では
ちょっと太ましいく感じましたが、ラナバウトはキャラにあってていい感じのスタイル。
手持ち武器は「TURBO TRACKS」や「WHEELJACK」付属のものと同じ。
胸部のエンブレムはシークレットエンブレム。
暑いとディセップマークが出っ放しになりますが^^。
背中のウイングをうまく畳めばG1っぽいスタイルになるかなあ。
しかし新規頭部と色替えだけでここまで見事にラナバウトになるとは・・・。
新しいボディに改造されたあとはバトルチャージャーだった頃の
すばやい変形機能はなくなったそうで。
ちゃんと玩具の設定を絡めてくるのが面白い。
元の玩具では肩に武器はなかったのに、あまり違和感を感じないのは
元玩具は手に武器をもてないため、肩に武器をつけてたせいかな。
肩の武器は手荷物ことも可能ですが、塗装が剥げそうで怖い。
新規造形の頭部はシンプルなデザインながら非常にイケメンに作られてます。
胸部にボリュームがあるので、煽りで撮ると顔が隠れてしまいがち・・・。
リデコ元の2体と比較。
ロボットモードで。
右から
GENERATION 「TURBO TRACKS(ターボトラックス)」
TFCC2012限定 「OVER-RUN」
GENERATION 「WHEELJACK(ウィルジャック)」
TURBO TRACKSはちょっと改造しています。
(肩幅のスライド機構廃止&腰部延長&自作エンブレム)
TURBO TRACKS→WHEELJACKでも驚きましたが、
今回のバトルチャージー組もうまくハマったリデコで素晴らしいです。
ついでにギャラクシーフォースシリーズで発売された「GS-02 軌道破壊兵 ラナバウト」と比較。
こちらはマイクロン伝説のステッパーのリデコになります。
ロボットモードで。
今見ると厳しいものがありますが、個人的には今でもこのギャラクシーフォーズ版ラナバウトは大好きな玩具です。
当時色を変えただけのでっちあげリデコが乱発していた中で
このラナバウトと一緒に発売された3体はリデコとしては非常に素晴らしい出来でした。
個人的にはこのアイテムからリデコによる他キャラの再現を受け入れられるようになりました。
その中でもラナバウトはハマりすぎててむしろステッパーのほうが馴染めないぐらい^^。
惜しむらくはラナマックがでなかったことですね。
以上、2012TFCC限定「OVER-RUN」でした。
商標の関係でOVER-RUN名義になってしまったのは残念ですが、
コミック等ではRUNABOUT(ラナバウト)名義のようなのでその辺はやむを得ずといったとこでしょうか。
玩具の出来はWHEELJACK等で証明済みですので、可動を含めあまり不満はありません。
リデコネタとしてもとても優秀でウイングパーツを除けば
元からバトルチャージャー用に設計されたと勘違いしそうなぐらいハマってます。
G1ファンとしてはオススメのアイテムですが、
ラナバウトを買うともれなくラナマックも欲しくなるのが困りどころですね・・・^^。