SS-43「ディセプティコン ミックスマスター」
2020/1/25発売
メーカー希望小売価格(税抜) 4,500円


【パッケージ】

実写シリーズのキャラクターを今の技術でリファインしたスタジオシリーズ。
第二作目のトランスフォーマーリベンジからランページが参戦。


【ビークルモード】



マック・トラック社製ミキサー車に変形。
フロントガードのパーツはさすがに実車にはないみたいです。


サイドから
ロボットモードの手がそのままなのが少し気になります。


下から。


実車ではブルドックの彫刻が付いている場所には
ディセプティコンのエンブレム顔のキツネの彫像が。
さすがに大きさ的に形状はざっくりですが。


ミキサー部分は回転はしません。
中は空洞になっています。





【ロボットモード】



コンストラクティコンの中では人型に近いデザインのロボットモード。


頭部アップ


正面から。
分割されたミキサー部分が腕部に装甲のように配置されています。
さらにその腕部が肩から伸びた部分とそこからさらに伸びており独特なスタイルになっています。


可動は下半身は見た目通り素直な感じ。
腰の回転はありません。


腕部は肩の根元からの可動、さらにその先にも可動部がいくつかあるので
かなり自由に動かせますが、そのために正位置がわかりにくい・・・。


頭部は首の根元の前後可動と、頭部と接続するボールジョイントの可動があるので
上方向、下方向と大きく動かせます。


頭部や腕部の可動を活かして、前かがみな姿勢にするのが似合いますね。


まっすぐ立たせるとこんな感じに。
逆に不気味さが増すような・・・。


膝立ても可能。
基本前傾姿勢で、腕部の可動や首の向きなどを調整していろんなポーズが楽しめるのが素晴らしい。


腕部に配置されたミキサーパーツも動かせます。
ただ特徴的な前腕のミキサーパーツをシールドのようにしたようなポーズはとれませんでした。
腕とミキサーの可動部に回転軸があればなあ。


ツメ状の手は手首の可動以外はなし。
少し捻ったりできたらもっと気持ち悪いポージングできたのに。


肩の上下可動はポージングにとって一番重要なポイント。
そこを起点に腕の向き、角度、肘の曲げ具合、ミキサーパーツの向き、手首の可動、と
腕部全体で表情を作るのがとても楽しいです。


RD-12より簡易的な構造になりましたが、その分扱いやすくなって遊びやすくなりました。


背中のキャノン砲はパネル状のパーツにディテールのみという感じの簡易的なものに。
なので「RD-12 ミックスマスター」では再現できた砲台モードはSS版ではできません。


なんとなく虫っぽい雰囲気になるのがキモかっこいい。


弄ってると腕部に比べて脚部が素直すぎて、ちょっと物足りなく感じるという贅沢な悩みが。


あと胸部の排気パイプやアウトリガーの角度も変えられるので
こちらもポージングの際の微妙な表情つけに役立ちます。


太もも内側のタイヤはダミーで再現。


背中にはビークルのフロント部がまんま配置されています。










両ひざをついて腕の力でズルズルと迫ってくる感じで。


この状態で爪を下向きにしたい・・・。







スタジオシリーズ共通の仕様として内箱に劇中で活躍したシーンの背景が印刷されています。
ミックスマスターはエジプトのピラミッドが背景になっています。








今後発売が予定されているコンストラクティコンのメンバーと合体してデバステーターになります。
ミックスマスターはその頭部を担当。


サイドから。
ビークルモードのフロント部分は取り外して後部に取り付けます。
単体ロボへの変形では特に組み替える必要はないので、合体モードでの組み換えならまあ許容かなと。





「RD-16 デバステーター」のミックスマスターと比較。
ビークルモードでは圧倒的にRD-16のほうが大きいです。
ライト&サウンドギミック積んでいますからね・・・。


合体頭部形態で。
「RD-16 デバステーター」のミックスマスターも頑張っていますが
やはり造形の細かさはSSに軍配が上がります。
ただちょっと細長い気もしますが。


「RD-12 ミックスマスター」と比較。
RD-12のでっかいディセプティコンエンブレム好きだったなあ。


ロボットモードで。
色を除けば旧玩具のほうが好みだったんですが、SS版の遊びやすさ、いい意味での玩具っぽさも魅力。
どっちもよい玩具だと思います。
できればSSの配色でRD-12が欲しいです・・・。





以上、STUDIO SERIES 「SS-43 ディセプティコン ミックスマスター」でした。


スタジオシリーズ、コンストラクティコン5体目はミックスマスター。
リベンジ公開時に発売された「RD-12 ミックスマスター」が出来がよかったので
最初に写真でSS版を見たときはなんとなく物足りなく感じたのですが、
実際に触ってみるとRD-12の複雑な変体変形(褒)に比べて
シンプルな変形ギミックに落とし込まれており、非常に遊びやすくなりました。
なのでRD-12は変形させるときは心構えが必要になりますが
SS版は気軽にビークル→ロボ→ビークルを楽しめるので気に入っています。
可動もRD-12からシンプルな構造になりましたが、各可動部がカッチリとしてポーズも決めやすいです。
グネグネ感はなくなったものの、可動範囲はそれなりにあるので
各箇所をうまく調整すれば腕部だけでポーズにいろいろと表情を出せるのもとてもとても楽しい!!
さらにデバステーターへの合体ギミックもあることを考えると
その中でのいろんな部分の取捨選択でのこの仕様だとしたら
合体モードへ変形の際の組み換え変形も含め、個人的には不満はありません。
というわけで、遊べば遊ぶほど味と魅力が出てくる玩具かなあと思います。
そしてデバステーターの頭部になるミックスマスターが出たことで合体まであと3体を残すのみ!
はやく合体させたいですね!