SS-47「ディセプティコン スカベンジャー」
2020/3/28発売
メーカー希望小売価格(税抜) 6,800円


【パッケージ】

実写シリーズのキャラクターを今の技術でリファインしたスタジオシリーズ。
第二作目のトランスフォーマーリベンジからスカベンジャーが参戦。


【ビークルモード】



劇中ではテレックス・RH400にトランスフォームしますが、
SS版ではそれっぽい雰囲気の超大型油圧ショベルに変形。


サイドから
変形の都合かキャタピラ部分がちょっと短めなのが残念。


バケット部は上下に可動できます。
ただ持ち上げすぎると、中に隠れている巨大なタイヤが見えてしまいます。
なにかしらフタのようなパーツで隠してくれたらよかったのですが。


上部から。
やはり隠しきれていない部分が目立ちますね。
合体機構のしわ寄せがビークルモードにきている感じです。


とはいえリーダークラスなこともあり、存在感は抜群。





【ロボットモード】

ハイタワー同様に人型からかなり離れたデザインのロボットモード。


頭部アップ
かなり細かい造形になっています。


正面から。
上下に配置された巨大なタイヤと巨大な腕部が特徴的。
映画公開当時はこのデザインはかなり衝撃的でした。


横から見たところ。


可動は・・・といってもほとんど腕部のみですが、見た目よりは大きく動かすことが出来ます。


ランページのようにスタンド等もないので基本接地する部分は下側のタイヤのみです。
あとは腕部を設地させてうまくバランスをとるぐらい。
とはいえ結構安定していたり。


頭部も少しだけですが動かすことが出来ます。


下のタイヤは胴体とアームの接続部から少しだけ捻るように動かせます。
このちょっとの可動がとても大事。


個人的には後ろ姿もかっこいいと思います。


肩は変形ギミックの可動を使って上に動かすこともできます。


なんとなくコタツに入っているようなポーズに・・・。


手首の部分で回転出来たらもう少しいろいろできた気がします。


腕部以外では上部のタイヤの位置を前後に少し動かしたりして表情を付けられます。
ちなみに巨大なタイヤは下のタイヤのみ回転します。


こんなナリでさらに頭部のインパクトが強いので圧がすごい・・・。


やはりあおりの構図が似合う。


バケットの一部が可動して指の様なパーツに。
ただそのためにバケットの造形がちょっといびつな感じに。







スタジオシリーズ共通の仕様として内箱に劇中で活躍したシーンの背景が印刷されています。
スカベンジャーはデバステーターが暴れたエジプトのピラミッドが背景になっています。










今後発売が予定されているコンストラクティコンのメンバーと合体してデバステーターになります。
スカベンジャーはその胴体と肩の部分を担当。




「SS-32 ディセプティコン スクラップメタル」と大きさ比較。


トランスフォーマーリベンジ「RD-03 デモリッシャー」と比較。
劇中冒頭で大暴れしたのがデモリッシャーでデバステーターに合体したのがスカベンジャー。


ロボットモードで。
見た目は似ていますがタイヤ周りの変形は大きく変わっています。
RD-03はキャタピラがゴムパーツだったのでしばらくすると千切れてしまう不具合がありました。



以上、STUDIO SERIES 「SS-47 ディセプティコン スカベンジャー」でした。


スタジオシリーズ、コンストラクティコン6体目はスカベンジャー。
リベンジ公開時に発売されたのはデモリッシャーという同型の別個体だったので
これまではちゃんと変形するスカベンジャーはEZコレクション版のみでした。
今回はリーダークラスでのリメイクでさらにデバステーターへの合体機構も備わった仕様で
個別のロボットモードがなかった「RD-16 デバステーター」から10年以上たってやっと夢がかなった感じです。

今回のSSコンストラクティコンは合体が最大のウリなのでどこかにしわ寄せは必ず出てしまっていますが、
スカベンジャーはビークルモードの見た目にそれが出ているように思えます。
とはいえ最低限の見た目は再現されていますので個人的には許容ですが。
なによりロボットモードのボリューム感と合体モードに変形した際のワクワク感がたまりません。
スキップジャックも発売されるならデモリッシャーも出るのかなあ・・・。