SS-49 「センチネルプライム」
2020/4/25発売
メーカー希望小売価格(税抜) 4,500円


【パッケージ】

実写シリーズのキャラクターを今の技術でリファインしたスタジオシリーズ。
第3作目のトランスフォーマーダークサイド・ムーン(原題:DARK OF THE MOON)からついにセンチネルプライムが参戦。


【ビークルモード】



ローゼンバウアー社の空港用化学消防車に変形。


サイドから


放水用のアームは可動します。


上から。


「DA-20 カノンセンチネルプライム」のメックテックウェポンを取り付けてみた。
これはこれで・・・。





【ロボットモード】

劇中からそのまま出てきたかのようなロボットモード。


頭部アップ


正面から。
基本的に全身はグレーの成型色で赤い部分はほぼ塗装のため非常に見栄えがいいです。
赤色の色味や光沢具合もとても良いです。


可動は個所によって少し制限があります。
弄ってるとあまり気になりませんが。


腰にぶら下がってるビークルフロント部のパーツを背中に接続しているため
腰を回転することが出来ません。


フロント部を折りたたんで腰にぶら下げておけば一応腰の回転は可能。
またマントになるビークルのガワパーツも後方に動かせるようになります。


ただし腰の両サイドに前輪が配置されていて、
これが胴体部に干渉してあまり大きく腰を回転させることが出来ません。
腰のジョイントを外したりすれば見た目はより回転してるようにも見せられますが。
ポーズをとらせている写真はこの腰可動を利用しているものが多いのでご注意ください。


腕部の構造はこんな感じ。
手首の回転もあり、腕部全体の可動も素直です。
肉抜きも濃い目の成型色なのであまり気にならないですね。


胸部は変形ギミックの都合で開閉することが可能。
意図されたギミックなのかは不明ですが、こういうのは嬉しい。


足首は前後可動はありますが、横方向の可動はありません。
つま先パーツだけなら可動させられたと思うのですが。
あと画像は腰のジョイントを外して前かがみにしています。


上から見たときに首周りのみっちり感がいいですね。


個人的に気になったのは頭部の可動。
構造的にはシンプルなんですがどの方向にも動かしにくい感じです。
横方向はパーツが干渉してそれほど動きませんし、上下の可動もわずかな角度しか動きません。
さらに頭部が基本的に少し上向きな感じの配置なので、普通に立たせるポーズが一番難しい・・・。


腕組みっぽく。
腰の前輪パーツは胴体に斜めに配置されて欲しかった。


腰のジョイントを外して胴体を前に倒してS字立ちっぽくできるのですが
頭部があまり下方向に動かないのでイマイチ決まりません。


膝立てはギリギリといったところ。。


ビークル側面のパーツが変形して「プライマックスブレード」に。
手に持たせるときはこぶしパーツの上と下からそれぞれジョイントを差し込みます。


ビークルのガワパーツを使っているため裏面はビークルそのままなのは残念。
あともう少し大きいとよかったかな。


劇中でも印象的だったシールドは付属しません。
これは本当に残念・・・。


ブレードは裏面だけでも塗装されてたらよかったなあと思いますが
それはそれで裏面との差がさらに目立ってしまうかなあ。


角度限定で両手持ちっぽく。





ポーズによってブレードの見える面を変えてみたり。


この武器てどう使うのか今一つ理解していないので、見栄えするポージングが難しいです・・・。






スタジオシリーズ共通の仕様として内箱に劇中で活躍したシーンの背景が印刷されています。
センチネルプライムはダークサイドムーンでの市街地戦をイメージした背景となっています。






「DA-20 カノンセンチネルプライム」と比較。
DA-20もビークルモードは短めですが頑張っていると思います・・・。


ロボットモードで。
当時は「DA-02 センチネルプライム」がボリュームあってとてもかっこよく、そっちが先に発売されたため
後発のカノンセンチネルプライムはなんというか非常に見た目も出来も残念だった記憶があります。
(胸部が眼鏡かけた髭のガンメンにみえる・・・)
これで定価はほぼ同じぐらいなのはSS-49がすごいのか、DA-20がひどいのか・・・。


武器を交換。
カノンセンチネルプライムのメックテックウェポン「ロングレンジフュージョンカノン」は
展開状態を固定できるし、見た目の変化も面白いし、
展開後のデザインもゴツくて見栄えがいいし最高なんですが本体がそれに負けちゃった感じでした。
今回のSS版に持たせると迫力が増してとても似合います。





以上、STUDIO SERIES 「SS-49 センチネルプライム」でした。


スタジオシリーズ展開当初から商品化が望まれていましたが
スタートから2年目にしてついにラインナップ。
ボイジャークラスのセンチネルというとどうしても印象の悪かったのですが
ここにきてそれをひっくり繰り返すボイジャークラスのセンチネルプライムが発売されるとは。
赤い部分をほぼ塗装での処理にすることで重厚感というか見た目がとてもよくなっています。
こんな髭の生えた糞爺のかっこいいロボット玩具が発売されるなんて本当にありがたい。
個人的にはSSで一番気に入っているかも。
可動は少し動かしにくい部分がありますが、工夫すればそれほどポージングには困りません。
唯一残念なのはシールドが付属しなかったことですね。
ポーズをとらせていてもやはりシールドがないと今一つ決まらないというか
写真撮っててわかったんですがプライマックスブレードって
形状的に単独で持たせてもどうポーズ付けてよいか悩むんですよね・・・。
シールドがあればそれを前面に出してどんと構えさせて
武器は後方に動きがあるような感じに・・・とかいろいろ考えられるのですが。
余剰でもいいのでなんとかシールドは欲しかったなあと思います。