SS-51「ディセプティコン スクラッパー」
2020/5/23発売
メーカー希望小売価格(税抜) 4,500円
【パッケージ】
実写シリーズのキャラクターを今の技術でリファインしたスタジオシリーズ。
第二作目のトランスフォーマーリベンジからスクラッパーが参戦。
【ビークルモード】
ホイルローダーに変形。
後輪内側のタイヤが下の部分がないので、後ろから見るとちょっと気になりますね。
サイドから
全体的にゴチャゴチャしてはいますが、個人的には逆にそれが気に入っています。
バケット部は上下に可動できます。
変形の都合上バケット内部がパーツで分割されてたり、隙間があるのは残念。
【ロボットモード】
人型から少し外れた感じがより異形感を増しているロボットモード。
頭部アップ
見ての通り、アゴに近い部分に赤い目の塗装があります。
本来はその上の位置が目ではないかと思われますがどうなんでしょう。
ちょっと気になったので、これ以降の写真では本来の目の位置を赤くしたものを使用しています。
正面から。
長く伸びた右腕が特徴ですが、左腕もそれに負けず得得な形状です。
クリームとかをかき回す器具っぽい感じですが・・・。
可動はクセはありますが、見た目の印象より良く動きます。
特徴的な長い右腕はバケットの一部がクローのような形状に折りたたまれて付いています。
手首の部分で曲げられるので表情が付けやすいです。
クロー部分は開閉可能。
左腕も構造的には似たような感じ。
やはり手首の部分で可動するのがとてもよいです。
肩は見た感じ動かなさそうですが、外側にも大きく開くので
可動範囲は広い方かと思います。
肩は前方へも動かせるので腕組みも・・・と思いましたが
腕が長すぎてあまりきれいに組めませんでした。
脚部は股関節部が横に広がる構造になっており、
その股関節ブロックにへ横に繋がった脚部が前後に可動します。
腰は回転しませんが、股関節の可動のおかげで少し捻ったようなポーズも。
頭部は後ろからつながるアーム上のパーツに頭部が付いており横方向と上下に少し動かせます。
頭部が繋がっているパーツごと動かせばもっと上方向に動かせます。
個人的に気に入っている横からの画像。
デフォルメされたマッチョキャラな感じがお気に入り。
全体的にガワ処理が少ないのもいいですね。
全体的に骨っぽい装甲の様なデザインなのに、上半身のボリュームのせいかマッシブな雰囲気があります。
クロー部はバケットの1部が変形しているためか、側面のみグレーに塗られています。
ちょっとモヤっとする仕様。
足首は基本固定ですが、ジョイントを外せば前後可動が可能。
横方向の可動はちょっと難しそうです。
膝が深く曲がるので、踏ん張ったようなポーズもできます。
独特な可動とスタイル含めてコンストラクティコンの中で一番気に入りました。
深く腰を下ろした状態にすると、また違った雰囲気に・・・。
スタジオシリーズ共通の仕様として内箱に劇中で活躍したシーンの背景が印刷されています。
スクラッパーはデバステーターが暴れたエジプトのピラミッドが背景になっています。
今後発売が予定されているコンストラクティコンのメンバーと合体してデバステーターになります。
スクラッパーはその右腕を担当。
以上、STUDIO SERIES 「SS-51 ディセプティコン スクラッパー」でした。
スタジオシリーズ、コンストラクティコン7体目はスクラッパー。
リベンジ公開時に発売されたEZコレクション版では細身なスタイルのロボットモードでしたが
SS版では猫背で胸筋が厚く、細長い手足という異質ながらカッコよく見えるスタイルに。
発売前はなぜかデラックスクラスだと思い込んでいたので
実際届いたらヴォイジャークラスだったので大きさにも驚きました。
嬉しい誤算。
ロボットモードは記事内に書いた通り、独特ながら見栄えの良いスタイルがとても気に入っており
独特な構造の可動も見た目より扱いやすく、箱から取り出して少しさわったでけで
「あ、これ自分が好きなタイプのやつだ」と感じました。こういうのは久しぶりの感覚。
変形ギミックも複雑そうに見えて構造自体は割とシンプルで、
最終的に右手と両足先端が繋がってバケットになるのは何度変形させても楽しいです。
ただ合体機構の影響もあるのか、ビークルモードはちょっと気になる部分が多めなのは惜しいなあという感じです。
とはいえ個人的にはバケットの中央部以外は許容範囲ですが。
そしてこのスクラッパーの発売により、1年以上かけてリリースしてきた
コンストラクティコンも残り1体を残すのみとなりました。
早く合体させてたいですね。