86-03「BLURR」
(ブラー)
【パッケージ】
1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
ウルトラマグナスらと行動を共にして戦ったブラーがラインナップ。
【ビークルモード】
SFカー変形。
宙に浮いて疾走するように走るのでタイヤは付いていません。
サイドから。
下から見たところ。
付属の武器とオプションを装備。
【ロボットモード】
より劇中の雰囲気に近くなったロボットモード。
カラーリングがとても良いです。
頭部アップ
ちょっと面長な気もしますが・・・。
正面から。
劇中の緩い雰囲気がバッチリ出てますね。
可動は別シリーズのWFCトリロジーのアイテムに近い感じで
足首が横方向に可動出来ます。
カカトも大きいので接地はバッチリです。
一番気になる腕部にぶら下がるビークルの先端パーツ。
確かにアニメのデザインでもそういった形状になっていますが
86版ではちょっと、というかかなり大きくて違和感があります。
肩は独特な構造で、画像のようにブースター部を基部に肩が上がるようになっています。
また手首は回転しますが、手のパーツと先ほどのビークルパーツが繋がっているので
回転させると袖パーツも一緒に付いてくるのであまり実用的な可動ではありません。
肘、膝ともあまり深く曲がらず画像のように90度ぐらいまで。
足首は下方向に動かないのが残念。
袖のパーツはもう少し薄かったらよかったんだけどなあ・・・。
ゴレンジャイ!!
惑星に不時着した際に宇宙船を直すシーンで使用していたメンテナンス用の工具。
ワンシーンだけしか使っていないので、付属してもちょっと微妙な感じですが・・・。。
付属の武器を装備。
とにかく早口で撃ちまくっていたのが印象に残ってます。
BLURR「We've got decepticons at the gates!Decepticons in the air!
Decepticons inside the walls!Decepticons! Decepticons!
If we beat them at the walls they're still in the air,so where does that
leave us?
Nowhere, that's where!」
スタジオシリーズなので劇中のシーンの背景が印刷された台紙が付属します。
ブラーはTHE MOVIEの冒頭でディセプティコンに襲撃されたオートボットシティ。
ULTRA MAGNUS「Blurr, you can help me alert the others.」
BLURR「Absolutely positively definitely.
Nobody can get the job done faster than I can. Nobody!Nobody!Nobody!」
近年のマイスターリメイクアイテムと。
レジェンズ「LG-25 ブラー」(左)
STUDIO SERIES「86-03 BLURR 」(右)
ロボットモードで。
レジェンズ版は元になったTITANSRETURN版「BLURR(ブラー)」から
カラーリングを変更して、より劇中のイメージに近づけているので
これがもう決定版だろうと思っていましたが、86番と並べてみるとちょっとカッコよすぎに見えてしまいますね。
劇中の雰囲気としてはやはり86版のほうがより近いように思います。
以上、STUDIO SERIES 「86-03 BLURR(ブラー)」でした。
いろんな事情で国内ではザ・ムービーの公開がかなり遅れたのでブラーの初見は2010本編でした。
あまりキャラがよくわからない中で突然出てきたので、早口キャラというよりオネエっぽい印象だったのを思えています。
劇中ではその早口と独特な空気感を持つキャラで、ブラーがメインになるような話はほとんどありませんでしたが
強烈なサブキャラクターとして2010という作品においてなくてはないキャラクターでした。
これまでも何度かリメイク的なアイテムは出ていましたが、
レジェンズでかなり劇中の雰囲気に近いアイテムが出たのでこレが決定版かなと思っていました。
86版はそこからさらに劇中に寄せてきたというか、劇中のぬる〜い感じをうまく落とし込んでおり
並べるとレジェンズ版がカッコよすぎて逆に違和感があるように見えてしまいます。
変形パターンはそのレジェンズ版とかなり似ていますが、細かい部分ではかなり小技をきかせており
ビークルモードもかなり劇中のデザインに近くなっていますね。
ただ腕にぶら下がったビークル先端パーツだけはもうちょっと何とか出来たんじゃあないかと思うとそこだけがちょっと残念です。