WFC-E21
DECEPTICON SNAPDRAGON
(ディセプティコン スナップドラゴン)
-VOYAGER CLASS-


【タイタンマスター:KRUNK(クランク)】

エイプフェイスの頭部となるタイタンマスター。
説明書では特にタイタンマスターやクランクの名称は書かれていませんが
こちらでは旧玩具の名称で紹介。


SIEGE「WFC-S50 APEFACE(エイプフェイス)」付属のスパズマと比較。


「D-100 攻撃兵 スナップドラゴン」のクランク(左)と比較。
脚部の造形など旧玩具を意識したものになっているのが分かります。


【ビークルモード(ジェット)】



SFジェット機に変形。
エイプフェイスと比べるとちゃんとジェット機に見えます。
後部が少し残念。


サイドから。
着陸脚があるのはありがたいですね。




上と下から見たところ。


タイタンマスターを搭乗可能。
ちゃんとコクピットに乗り込めるのがよいですね。
そして操縦席周りの計器類などの無駄な塗装の凝りようは一体・・・。
こういうこだわりは嬉しいですね。





【ビーストモード(ドラゴン)】



スナップドラゴンの第二形態はドラゴン型のメカビーストに変形。


サイドから。
ジェットモードの大きな機首をそのまま尻尾にした迫力あるフォルム。


ビーストモードの頭部アップ。
ヘッドオン・・・ならぬビースト頭部の上あごパーツにタイタンマスターが下から突っ込む合体。
この接続がなかなか難しかったり・・・。
旧玩具では上あごの両サイドはヘッドマスターの腕が配置されていましたが今回はその部分は造形と塗装で再現。
かわりにタイタンマスターの腕のパーツがドラゴンの空洞になっている部分から覗いて、目が赤く見えるようになっています。
ちょっと下あごが長いのが残念。


頭部は変形ギミックの可動を使えば上方向に動かせます。





【ロボットモード】

ドラゴン同様マッシブなスタイルのロボットモード。


頭部アップ。
タイタンマスターが変形したもの。


正面から。
エイプフェイスでは気になった汚し塗装は今回はありません。


可動は下半身は動かしやすいですが腕部は少し動かしにくい印象。


腕部の構造はこんな感じ。
肩は大きく横側に広げることが出来ますが、肘はあまり曲がりません。
手首の回転もありません。


肘はもともと深く曲げられないうえに、二の腕に付いてる主翼先端の部分が
腕の角度によっては干渉してさらに動かしにくい場合があります。
個人的にロボットモードの不満点はここだけです。


エイプフェイスにはなかった腰の回転はちゃんとあります。
ちなみに頭部はあまり上下には動かせません。
画像で上や下を向いているのはタイタンマスターの接続を緩く斜めに差して調整しています。





付属の武器を装備。


武器は旧玩具同様に同じ形状のものが2丁付属。


リバース、ヘッドマスターともあまり目立った活躍がないキャラですが
玩具のカッコよさで非常に印象に残っているキャラクターです。


立て膝はギリギリなんとか。


他のアイテムのエフェクトパーツを取り付けられます。








後ろから見ても背中がすっきりしているのがいいですね。






SIEGE「WFC-S50 APEFACE(エイプフェイス)」と比較。
エイプフェイスのジェットモードは四角い物体に機首と羽を付けただけみたいなデザインで
スナップドラゴンと並べるとちょっと残念な感じに。


ビーストモードで。
ビーストモードは両形態とも素晴らしいですね。
タイタンマスターがそのままビースト頭部にならないのはちょっと残念ですが。


ロボットモードで。
身長はほぼ同じですが、エイプフェイスは機首パーツが飛び出てしまっています。
あとやはり汚し塗装がとても気になるので並べるとちょっと違和感があるのが本当に残念・・・。
ついでにエイプフェイスの白の成型色もなんか安っぽいので
スナップドラゴンと仕様をあわせたものが欲しい・・・。





ヘッドマスター「D-100 攻撃兵 スナップドラゴン」と比較。
基本的には旧玩具のイメージをうまく残していると思います。
後部の隙間はパネル一枚あるとよかったかなあ。
あとコクピットのキャノピーが黄色くなったのでさらにオーバーロードのジェットっぽくなった感じ。


ビーストモードで。
旧玩具と比べると素直なゴジラスタイルの体形に。
旧玩具のボリュームのあるスタイルも大好きですが。


ロボットモードで。
旧玩具では機首部分をそのまま背負うような変形でしたが、
ER版では脚部に収納する変形に変更になり、とてもまとまりの良いスタイルに。
個人的にはER版はもう少しロボットモードで青竹色の部分を増やしてほしかったかな。





以上、TRANSFORMERS EARTHRISE
「WFC-E21 DECEPTICON SNAPDRAGON
(ディセプティコン スナップドラゴン)」でした。



SIEGEでは愛プフェイスだけがリメイクされましたが、無事スナップドラゴンもシリーズをまたいでリメイクされました。
エイプフェイス共々、劇中ではリバース、ヘッドマスターズでも個別のエピソードなどもあまりなく
いち兵士的な扱いでの出番が多く、あまり目立った活躍がなかったキャラですが
ジェット→ドラゴン→ロボットと子供心をくすぐる変形ギミック、
さらに妙に生かした名前とカラーリングのおかげで
当時から玩具としてのスナップドラゴンのほうが思い入れが強かったです。

エイプフェイスで感じていた不満点はスナップドラゴンではあまりなく、
よくぞちゃんとスナップドラゴンを良い感じにリメイクしてくれたと思います。
気になるのは3か所だけで、ビークル後部の隙間、ビーストモード頭部の下あご、ロボットモードの肘可動と
各形態1ヶ所づつの不満点となりましたが、それぞれ個人的には許容範囲かな。
リメイクアイテムとしてはとても良い出来だと思います。(思い入れ含む)