MP-39
「サイバトロン戦士 サンストリーカー」
(2017.12.23)
【ロボットモード】
カウンタックから変形したとは思えないスタイルのロボットモード。
頭部アップ。
アニメのシンプルな作画を再現。
ただ胴体の情報量に対してあきらかにのっぺりし過ぎでちょっと浮いた感じに。
やりたいことはわかりますが、もうちょっとディテール入れてもよかったんじゃあないかと。
最近ではおなじみの交換用フェイスパーツも付属。
叫び顔と笑顔。
個人的にMPの表情のついた交換用フェイスってなんか造形が変というか、
あまり好みではありません。
結局飾るときはノーマルフェイスしか使わないですね。
正面から。
ディテールは控えめですが、変形用の分割線などもあり
それほどのっぺりしてる感じではありません。
むしろちょうどよいバランスに感じました。
可動はMPシリーズでもかなり動くほうですね。
このサイズでよく変形と可動を両立できたなあ、と驚きます。
指は四本の指がつながった状態で可動し、親指も独立して動かすことができます。
肘はかなり深く曲げらることができます。
肩は上方向に加えて前方向にも動かすことができるので自然なポージングが可能に。
手首も可動するので手のひらを正面に向けたりもできます。
腰の回転、足首の可動は当たり前。
胸部のルーフパーツはダミーですが、実際のルーフ部分を裏返したものなので
それほど抵抗感が少ないですね。
大きさ的にそのままビークルのルーフ部分を使うのは難しい中で、
なんとかダミーでも納得をいくものを・・・という開発の方の執念にも近いこだわりを感じます。
股間の部分にはディスプレイスタンドの取り付け穴があります。
ひざはパーツが干渉しますが、画像ぐらいまでは曲げることができます。
笑顔というよりなんか邪悪な笑み・・・。
肩が前方向にも動くので腕組っぽいポーズも。
膝立てもかなり自然にポーズを付けられます。
「どーもおまたせ!輝くスター登場!」
とにかくよく動くので、遊んでいると時間を忘れてしまいますね。
そしてただ動くだけではなく「動かしやすい」のポイントです。
腰のスカートパーツは足の可動に合わせて動かせるので、大きく足を動すことができます。
個人的にこの仕様はとても好みですね。
ジョイントを外せば足首の可動範囲も広がります。
片足立ちでハイキック!
チップ・チェイスのフィギュアが付属
車いすは特にギミックはなくて車輪も回転しません。
「MP-10 サイバトロン総司令官コンボイ」付属のスパイクと。
あとはスパークプラグとカーリーが欲しい・・・。
チップ「スパイク、なんで崖の上に連れてきたんだい?」
サンストリーカーと
もちろん車いすから降ろせます。
ただしスパイクのように可動はしないので、座ったポーズでの固定です。
オプションパーツの「悪い宇宙ロボットのお面」
戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー 第45話「ホイスト ハリウッドへ行く」で
サンストリーカーが「宇宙から来た悪いロボット」に扮した際に使用したもの。
女の子を追い回す役。
「たすけてーー!悪い宇宙ロボットが追いかけてくるわーーー!!」
よくこのお面被ったな、サンストリーカー・・・。
付属武器その1「エレクトロン・パルスガン」
携帯用の折りたたみ銃ということで、かなり小型。
脚部内側のパネルに取り付けて脚部内に収納できます。
付属武器その2「フレアーガン」
手のひらのジョイントに武器の凸部を差し込んで保持させます。
ただ保持力はあまりよくないです。
形状は兄弟分のランボルとほぼ同じ。
肩の可動のおかげで両手で構えるポーズもできます。
フレアーガンは背中に取り付けておくこともできます。
MP-12「サイバトロン戦士 ランボル」と比較。
まずはスーパーカウンタックモードで。
サンストリーカーをLPS500Sモードにして比較。
ロボットモードで
国内ではランボルとアラートが兄弟として設定されていて、サンストリーカーとは兄弟分という
なにか中途半端な関係ですが、海外というか元の設定ではこの2人が兄弟という設定。
同じ形状のビークルが全く違った変形パターンで、全く違うデザインのロボットに変形するのが面白いです。
以上、マスターピース「MP-39 サイバトロン戦士 サンストリーカー」でした。
ランボルやアラートと同じカウンタックに変形しますが、
変形パターンやロボットモードのデザインもまったく違うのでMPでの商品化は難しいと思っていたので
今回MPシリーズにラインナップされたのは本当にうれしいです。
変形ギミックはそれなりに工程も多く複雑ですが、割と直感的にパーツを動かせば変形できたりと
それほどストレスを感じない造りになっているのが素晴らしいですね。
一回変形させれば説明書なくても悩まず変形できました。
ダミーとなってしまった胸部のルーフ部分も、実際のルーフパーツ裏返すという
なんとかルーフ部分をそのまま配置したいというこだわりを感じてダミーでもそれほど抵抗はなかったです。
さらにこれでもかと詰め込まれた可動部がものすごくて
リアルなカウンタックからロボットになり、さらにこれだけ可動するなんて
まさにマスターピースの名にふさわしい仕上がり。
唯一の不満はやはり頭部の造形。
アニメ寄りなデザインにマスターピースがシフトしてしまったのはまあいいとして
それにしてもこの大きさの立体物としてはちょっとどうなんですかね・・・。
その辺はマスターピースなりのアレンジが少しあってもよかったのになと思います。
とはいえ弄ってて非常に満足度の高いアイテムなのでぜひ一度手に取ってみていただければと思います。