BT-16
サイバトロン理論家
スキッズ

- feat.TOYOTA bB -

地球を一つの巨大な実験室と考えるスキッズは、
そこから得られる新たな知識や発見について、休みなく分析回路を働かせ、熟考している。
こうした夢想家的性向ゆえ、路上において急なブレーキングの必要に迫られる事もしばしばである。
人類学者にして研究者である彼は、高性能のスキャナーと莫大な記憶容量、
そして何より優れた知識を備えており、その能力を買われ「時空脅威対策班」の一員に迎えられた。
右足に小型ロケットポッドを内蔵し、指先からは10万ボルトの電圧サージを発する。


【ビークルモード】



有名どころを差し置いてスキッズがバイナルテックに参戦。
G1ではホンダ シティターボに変形しましたが
バイナルテックでは同じトヨタ bBに変形。
画像はドレスアップ用のシールを貼ってあります。
(サイドの赤いライン、後部の初心者マーク)


サイドから。
変形するのに中にかなりのスペースがあることに驚きます。


正面から。


ボンネットを開けることができます。
中には武器に変形するエンジンが。
ロボットモードの後頭部のネジ穴に差し込んで固定するのがちょっと面白いです。


ドアはすべて開閉可能。


ハンドル付近の造形もかなり細かく作られています。


リアも開けることができますが残念ながら何かを入れられるスペースはありません。
ロボットモードの足のパーツがリアシートの後ろ側っぽく配置されています。





【ロボットモード】

スキッズにしてはドッシリした体系のロボットモード。
試作品の画像が出回ったときはアイアンハイドではとも言われてましたね。


頭部アップ。


正面から。
胸部にドンっと斜めに配置されたフロントパーツが特徴的。


可動は腰の回転はありませんが手首は回転可能。


肘は変形ギミックのおかげで2重関節になっているので深く曲げられます。


足首はボールジョイントなので接地には有効なのですが
この重さの胴体を支えるにはちょっと無理があるような。


指は親指以外がつながった状態で可動します。
変形時の収納の関係か腕が細いのも胴体が大きく見える原因ですかね。


エンジンが変形した武器「液化窒素ライフル」を装備。


これまでのアイテムもエンジンが変形する都合上、武器はどうしても小さめでしたが
スキッズの武器はそれらと比べてもかなり小さいです。


武器は手のひらにある凹ジョイントに持ち手側の凸ジョイントを差し込んで保持します。
ただあまり保持力は強くありません。










以上、TRANSFORMERS BINALTECH
「BT-16 サイバトロン理論家 スキッズ feat.TOYOTA・bB」でした。



これまで色替えのアイテムが続いたこともあり新車種はそれだけでワクワクします。
個人的にスキッズってキャラが好きなのと、車種がいままでの現実離れしたスポーツカーではなく一般車というのもポイント高いです。
フロント部がナナメに傾けてある処理も実写映画前のアイテムとしては斬新に感じました。
そのせいでニュートラルでS字立ちっぽくなっちゃいますが。

変形に関しては天井部が折りたたまれていく変形は面白いです。天井裏の部分が肩に回りこんでくるのも驚き。
足をスライドして腿を出すのはなにげにBTではなかった処理ですね。
腕の収納がギリギリで気をつけないと赤の塗装が剥がれそうで気を使います。

弄ってて久しぶりにバイナルの意地を感じさせるTOYでした。
車種の選択も含め当時は結構お気に入りでした。
スキッズの登場でオートボットのかなり揃ってきましたが、
残念ながらこの後はシリーズとしては少しづつ勢いが落ちていきました。
他のG1カーロボットのバイナルテック版も見たかったですね。