EX-04 オートボット突撃戦士
「グリムマスター プライムモード」
2012年10月20日発売
メーカー希望小売価格(税込) 6,090円
【STORY】
-過去を償う竜-
険しい山岳の岩場で、5体の恐竜型トランスフォーマーがそれぞれの力を誇示するかの様に暴れまわっていた。
ある者の体当たりで岸壁は音を立てて崩れ、尾の一振りが鋭い風を巻き起こし、荒々しい足音とともに大地が揺れる。
ダイノボットアイランドと呼称されるその島では、一人のマスター及びドローンが最終調整を行っていた。
「国防総省、クラウダー少佐からの指令を伝えるぜ!」
到着したジェットマスターが、眼前の恐竜型のトランスフォーマーを冷たく見つめ言う。
「ディセプティコンの襲撃は2回に渡り、レースドローンは辛くも無事だったが、
コンバットドローンは奴等の手に渡り・・・チョッパーマスターも依然行方不明。
戦局を重く見た上層部は、グリムマスター及びダイノボットドローンに
実戦配備の命令を下す・・・だそうだ」
「お、おれが・・・」
その外見に反してやさしげな目をしたグリムマスターはおどおどした様子である。
「オレの判断じゃない、とにかくお前が呼ばれた。おかしな真似をするんじゃないぞ」
“元ディセップが”という言葉はかろうじて呑み込む。
「す、すいません、本当に。でも、ちゃんと戦って、みんなの役に立ちます!」
その真撃な眼差しに、ジェットマスターの表情が少し和らいだ。
「まあ、お前さんの戦力は誰もが認めるところだけどな。
それにしてもこんな場所で一人、10年近くも訓練を重ねていたのか・・・?」
「はい!おれ、マスタークラスになって、大好きな地球の、
友達になってくれた人間の役に立ちたかったから。
敵だったのに命を救ってくれた総司令官の為にも・・・
それにね、一人じゃないですよ?仲間がいましたから。」
そういうグリムマスターの傍らには確かに、4体のダイノドローンが彼に寄り添い、
その言葉を肯定するかのような親しげな唸り声を上げた。
「仲間・・・そうか。よろしく頼むぜグリムマスター!」
【パッケージ】
ついにパワーコアコンバイナー(PCC)が国内展開!!
名前の“○○マスター”は称号のようなもので、本来の名前は別にある模様。
それを想像するのも楽しみのひとつですね。
“プライムモード”はプライムのようなパワーを持っているということみたいです。
【ドローン】
各ドローンにはトランスフォーマーVのキャラにちなんだ名前が付けられています。
1:セイバーリュウドローン
(SABER-RYU DRONE)
背中で太陽エネルギーを吸収する恐竜型ドローン。
腕部に変形する。
名前はスターセイバーから?
海外版の「スピノサウルス・ドローン」と比較。
国内版のドローンは全体的に配色が濃い目になっています。
2:イルミナVドローン
(ILLMINA V DRONE)
内部に人間が搭乗できる恐竜型ドローン。
腕部に変形する。
ジャンが乗っていたイルミナUというマシンにちなんだネーミング。
海外版の「パラサウロロフス・ドローン」と比較。
3:シーザーリュウドローン
(CAESAR-RYU DRONE)
協力なヘッドバットを繰り出す恐竜型ドローン。
脚部に変形する。
名前はロードシーザーから。
海外版の「パキケファロサウルス・ドローン」と比較。
腕部が銀色になったことで締まった感じに。
4:クロスリュウドローン
(CROSS-RYU DRONE)
格闘機能と射撃機能を合わせ持つ恐竜型ドローン。
脚部に変形する。
名前はランドクロスから。
海外版の「アンキロサウルス・ドローン」と比較。
グレー部は濃くなりましたが、金色がより鮮やかな色になり全体的に派手な感じに。
【グリムマスター ビーストモード】
グリムマスター(GRIM MASTER)
10年前の戦争で地球に馴染んだ元ディセプティコン。
今はダイノボットの新入りメンバーとして地球を守るために戦っている。
サイドから
トリケラトプスに変形・・・、海外版ではスティラコサウルスでしたが。
この辺は設定に合わせた変更でしょうか。
正面から
海外版の「グリムストーン」と比較。
やはり全体的に濃い目の配色になっています。
ダイノボットドローン全員集合!
【グリムマスター ロボットモード】
箱裏の設定等からトランスフォーマーVの恐竜戦隊の一人「突撃兵 カクリュウ」のようです。
(カ) (ク) (リュウ)
過去を償う竜でカクリュウ?
ストーリーのほうでもカクリュウの口癖の「すいません」が使われていますね。
イラストでもカクリュウとスターセイバーの手が描かれています。
泣ける・・・
頭部アップ。
10年の時を経て、逞しい顔つきになったカクリュウ。
マスク顔も欲しかったなあ。
正面から
カクリュウにしてはちょっとたくまし過ぎるかな。
むしろゴウリュウのイメージかも^^。
全体的にズングリとしたプロポーション。
背中の合体ジョイントがちょっと目立ちますね。
腕部は肩アーマーが干渉してちょっと動かしにくいです。
カカトパーツがあるので、バランスは取りやすいですね。
恐竜戦隊からダイノボット部隊に入ってカラーリングも変わったということでしょうか。
ダイノボットの中ではまだ下っ端扱いのようです。
がんばれ!
和製設定なのにオートボット、ディセプティコンの名称なのはもう割り切るしかないのか・・・。
海外版の「グリムストーン」と比較。
【グリムマスター プライムモードへ】