EX-05 オートボット前線銃士
「レースマスター プライムモード」
2012年10月20日発売
メーカー希望小売価格(税込) 6,090円
【STORY】
-新しい世代の武器-

専用ドローンを移送任務中の若きオートボット、レースマスター。
神速を誇る彼だが、今は走行する高速道路の最高速度をきっちりと守らざるを得ない。
「チョッパーマスター、どこに消えたのだろう・・・
何らかのトラブルで機能停止しているのか?」
その移動速度に比例する思考速度を持った彼にとって、制限速度は退屈なドライブ、思考だけが加速してゆく。
その視界に、後を付いてくるドローン用のトレーラーはまるでスローモーションに見えた。
「待て、もしアレがディセプティコンに奪われているのなら次は・・・!!」
突然、レースマスターの予想に答える様に、センサーが反応したと同時にミサイルの雨が周囲に降り注ぐ。
「小僧、残念ながらドライブは中止だ。大人しくドローンを渡すか、
さもなくば私に破壊されるのだ!」
橋げたから現れたコンバットマスター以外に、ハイウェイを囲む四方のビルの頂上から、
4機のドローンの銃口がこちらを向いているのをレースマスターは確認した。
「抵抗しても良いが・・・その移送中のドローンはまだ非武装だろう?
火気も持たず、私とどう戦うというのかね?」
余裕のある物言いのコンバットマスターに、レースマスターは不敵な笑みを浮かべて返した。
「そこまで見越しての、完璧な配置の待ち伏せ、ってか。
アンタ随分自分の戦術に自信がある様だがな・・・
私にはまだ、究極の武器がある!」
そう言い終えた瞬間、一気に4体ドローンがトレーラーから発射され、猛烈な速さでレースマスターと共に走り出す。
一瞬の思考と判断。
その高速の頭の冴えこそが、彼の最大の武器だった。
「正面切って戦うだけが勝負じゃないぞ?
そう、地球人が云う所の、勇気ある撤退ってやつさ!」
急ぎドローンと合体するコンバットマスター。
だが、その猛烈な砲火を5台は見事にかいくぐると、遥か射程の果てに消えていった。
【パッケージ】



ついにパワーコアコンバイナー(PCC)が国内展開!!
名前の“○○マスター”は称号のようなもので、本来の名前は別にある模様。
それを想像するのも楽しみのひとつですね。
“プライムモード”はプライムのようなパワーを持っているということみたいです。
【ドローン】
レースマスターの色に合わせた配色になっています。


1:ラピデドローン(RAPIDE DRONE)
金属を壊れやすくするガスを放つ車型ドローン。
腕部に変形する。

海外版の「レースカー・ドローン」と比較。
色が変わったおかげでまったく違うものに見える・・・。


2:アジレドローン(AGILE DRONE)
ハンドリング性能の良い車型ドローン。
腕部に変形する。

海外版の「チューナー・ドローン」と比較。
あまり見た目は変わらないかなあ。


3:シュネルドローン(SCHNELL DRONE)
オフロードでも高速走行が可能な車型ドローン。
脚部に変形する。

海外版の「ドラッグレーサー・ドローン」と比較。
こちらも元が赤色なのでそれほど印象は変わりませんが
ウイング部の黒塗装はとても効果的。


4:デプレッサドローン(DEPRESSA DRONE)
短い距離なら飛行もできる車型ドローン。
脚部に変形する。

海外版の「ストリートレーサー・ドローン」と比較。
全体が赤色になったおかげで、後部の凸ジョイントが目立たなくなりました。
【レースマスター ビークルモード】


レースマスター(RACE MASTER)
前の総司令官から指導を受けたスペイン基地の若き銃士。
非常に頭脳明晰で将来のリーダーになると期待されている。

サイドから
ネタ的に「19」のペイントがあるとよかったなあ。

正面から
ボンネットにファイヤーパターンのペイント。


全員集合!
真っ赤!!

海外版の「ダブルクラッチ」と比較。
いい感じに派手になりましたね。
【レースマスター ロボットモード】


箱裏の設定等からGENERATION2のアクセラレーター指揮官「ラピッド」の若い頃なのではないかと言われています。
ラピッドにしては・・・ゴッツい。

頭部アップ。
う〜ん・・・ラピッドなんですか・・・?

正面から
手はドアに張りついたような状態で平手で造形。

背中のガワとか、肘の合体ジョイントとかかなり割り切った仕様。

肘の可動はパーツが若干干渉しあうので調整しながら動かす感じです。

握り手じゃないので、いまひとつポーズが決りにくい・・・。

胸部周りのデザインはオートボットらしくていい感じ。

手のひらに5mmの凹ジョイントがあるので、そこに武器等を持たせられます。
レースマスター自体には手持ち武器ないですが・・・。

ラピッドが元ネタなら、できればあの浅黄色っぽいのも混ぜて欲しかった。


海外版の「ダブルクラッチ」と比較。
なんとなくボンヤリした色合いだったダブルクラッチでしたが、
レースマスターは赤色メインになってかなり印象が変わりました。

いまひとつ納得できてない部分もありますが、一応他のラピッドさんと並べてみた。
ストーリータイトルの「新しい世代の武器」
新しい世代=GENERATION-2
とか
火力よりも頭脳派なとこを武器としているとことか、時期リーダー候補なとことか
たしかにラピッドなんですけどねえ・・・。
元のラピッドは顔のデザイン、配色、ネーミングがものすごく好きなので
やはりレースマスター=ラピッドにちょっと違和感が・・・。
ボンネットのファイヤーパターンはなんだろう・・・。

【レースマスター プライムモードへ】