EXP-03 ディセプティコン暗殺兵
「タンクマスター&
ターゲットマスター ホイゼル」
2012年11月27日発売
メーカー希望小売価格(税込) 4,725円(マリンマスターとのセット)
【STORY】
-洋上の戦い-
戦闘の均衡は、伏兵の登場によって破られた。
スクラップの中から現れた兵士=ディセプティコンの残忍なる暗殺者タンクマスターは、
名刺代わりに、すばやくグリムマスターの頭に銃口を突きつける。
「裏切り者に、死を・・・」
彼が獲物に放つ、銃弾以外の唯一の言葉。
彼のモットーを静かに告げると、いつも通り厳かに引き金を引こうとする。が、次の瞬間・・・
手元の銃が弾かれ、魔法のように消えた。
その狙撃は水面輝く洋上から−
海上のスピードボートが埋立地に素早く接近、上陸の勢いで宙に舞うと素早くトランスフォームする。
「オートボット!?」
海上防衛を任務とするマリンマスターである。
「調子に乗るなよ小僧・・・奥の手を見せてやろうか?」
そういうタンクマスターはまさしく巨大な鉤爪と化したターゲットマスターを装備し、迎撃体制をとる。
しかしマリンマスターは、洋上を滑る高速艇の如く、陸上でも素早いフットワークを見せ、
先刻同様ターゲットマスターでの正確な射撃を放った。
「そらどうした、瞬きしてると、僕を見失うぜ!」
「命まではとりたくない、素直に対価を払ってくれないか?
無論、君が主に殉ずるってんなら話は別だが・・・」
戦闘の勝者となったマリンマスターは、銃口を向けながらそう告げた。
「よせよ、似合ってないぜ?坊や」
「それでもやらなくちゃいけない時もある・・・やるべき時にね」
苦い顔を浮かべるマリンマスター。
だが、言葉通りの決意をその目の奥に見たタンクマスターは、意外にもあっさりと口を開く。
「元より俺はメガトロンに命を預けた身。
地球のディセプティコンを仕切ってる総統とやらに義理立てするつもりはない・・・」
そうしてディセプティコンの大いなる計画が、オートボットにもたらされたのであった。
【パッケージ】
PCCの2PACセットが国内販売ではさらに2体セットになって発売。
【ターゲットマスター ホイゼル】
胴体が短く、足が長い特徴的なスタイルのロボットモード。
頭部アップ。
日本郵政的。
腕部も独特な形状。
なんかカワイイ。
海外版のグランドスパイク(GROUNDSPIKE)と。
クリア成型だった海外版より国内版の方がディテールがわかりやすいです。
【タンクマスター ビークルモード】
名前の通り戦車に変形。
サイドから
正面から
ホイゼルと合体。
地雷処理装置のマインプラウのような形状になります。
まさにパートナーって感じのギミックです。
海外版の「HEAVYTREAD(へヴィートレッド)」と比較。
白い部分が全体的に明るめの成型色になり、青い部分が緑に変更。
【タンクマスター ロボットモード】
【プロフィール】
メガトロンの敵を始末する為に裏で行動する残忍な刺客。
ローラーマスターと同じく、マスターカオス総統の動向を探る目的で入隊した。
設定等からGRINDCORE(グラインドコア)が元ネタのようです。
IDWのコミックのキャラらしいですが・・・マニアックすぎてわからん!!(^^)
ユナイテッドPCCは後半になるにつれキャラチョイスがマニアックすぎるのがちょっと残念。
頭部アップ。
なんとなくスクランブル合体チームにいそうな頭部デザイン。
シンプルで好きですが。
正面から
手の強引な解釈が昔の玩具っぽくて好き。
背中の砲台をムリヤリ前方に展開!
可動は見かけによらず動きます。
立て膝もいける!
このブロックの組み合わせのようなデザインがG1っぽくてとてもよい!!
戦車ロボ定番の背中砲台もちゃんとあるし。
合体変形用ギミックのため脚部はスカスカ。
腰にも回転軸あり。
このデザインでグリグリ動かせられるのはホント楽しい。
海外版の「HEAVYTREAD(へヴィートレッド)」とロボットモードで比較。
海外版のほうが無難な配色ではありますが、まとまって見えますね。
国内版は青い部分がちょっとうるさいかな。
ちなみに海外版ではオートボット所属です。
戦車モチーフでオートボットは珍しいですね。
【タンクマスター その2へ】