UN-30 オートボット総司令官
「オプティマスプライマル」

2012年2月28日発売
メーカー希望小売価格(税込) 3,780円



【パッケージ】


まさか今になって10thオプティマスプライマルが国内で発売!

【プロフィール】
サイバトロン星のはるか未来の時代。宇宙探索船の乗り組員達は本来の任務を中止して、
新たに現れた悪の軍団に立ち向かう。
そのときの先頭により生まれた「時空の歪み」によって未知の惑星に降り立った両軍は、
その惑星に合わせた身体(ビーストモード)を手に入れた。
乗り組員達の中で哺乳類の身体をスキャンしたのが、新たに司令官となったオプティマスプライマルだ。
初代メガトロンの後継者を名乗るビーストメガトロンとの壮絶な戦いが新たに始まる。


【スペック】
体力[Strength]     10
知力[Intelligence]    9
速度[Speed]        8
耐久力[Endurance]   10
地位[Rank]        10
勇気[Courage]      10
火力[Fireblast]       7
技能[Skill]         9
合計[Total]        73



【ビーストモード】


メカニックなゴリラに変形。
毛に覆われた生っぽい部分とメカモールドが共存したデザイン。


サイドから
大きな腕部が力強い。


極端にボリュームのある上半身なデザインなので、ドラミングのポーズが決まる!


ジャンプ!


「あそこになにか置いてあるぞ!!」


「これは一体・・・」


付属のサーフボード状のホバーボード。
ビーストモードの足の裏にジョイントがあり、しっかりとライディングさせることができます。



ゴリラにサーフボードといえばメタルスコンボイ。
メタルスコンボイはサーフボードになるパーツは本体にくっついていますが
今回のオプは完全別パーツなのが残念。



【ロボットモード】

全体的に最初のビーストウォーズのコンボイを意識したデザインですが。
ビーストとロボで手足が入れ替わる変形はマシーンズのオプティマスプライマルに近い感じです。



頭部アップ。
どんどんゴリラ化する前のコンボイに近い顔立ち。



正面から。


股関節の可動軸がナナメになっている為、可動にちょっとクセがあります。


腕部は手首部分が回転しませんが、それなりに可動します。


ビーストモードで表情を出すためか、手の指(ビーストモードでは足)が可動
ポージングの幅が広がります。


親指が動くのがすばらしい。


手のひらを表面に向けられるので、こんな遊びも^^。


ブラボー!おお、ブラボーー!!!







ホバーボードはロボトモードでは武器として使用。


ロボットモードでは残念ながらライディングはできませんが、
手のひらのジョイントを使って持たせることが出来ます。



肩に担いでキャノンっぽく。


サイバープラネットキーを差し込むとボード上面部が展開!
キーはジャングルプラネットのもの。



逆側から。


正面から。





ボードをスタンドっぽく使ってみた。


変形前、後の両形態で完全余剰(乗れるとはいえ)になる武器は珍しいですね。





10th Anniversary版の「OPTIMUS PRIMAL」と比較。
左が海外の10th版「OPTIMUS PRIMAL」
右がユナイテッド版「UN-30 オプティマスプラマル」

0th Anniversary版に付属していた宇宙船「アクサロン」のミニチュアはユナイテッド版にはありません。



若干成型色が変わってますがほとんどわからない程度の変更です。
10th版ではお尻近くにあったMAXIMAL(マキシマル)のエンブレムがユナイテッド版ではなくなっています。



そのかわりビーストのガワパーツの裏側にマキシマルマークが。
なんでこんなところに・・・・。



ロボットモードで比較。
ビーストモードよりさらに違いがわかりにくくなりました。



サーフボード比較。

ほとんど同じですがユナイテッド版にはペイントが追加されています。




ゴリラ比較
左から
ロボットマスターズ「RM-11 ビーストコンボイ」
ビーストウォーズ「C-01 コンボイ」
ユナイテッド「UN-30 オプティマスプライマル」




ロボットモードで。
「C-01 コンボイ」は頭部を劇中に似せるよう改造してします。
「RM-11 ビーストコンボイ」も頭部を少しリペイントしてます。

並べてみるとユナイテッド版はあまり似てないですね。









以上、「UN-30 オプティマスプライマル」でした。

海外では2006年にBEASTWARS10周年を記念して発売された玩具のラインナップのひとつ。
当時展開していた「CYBERTRON」(ギャラクシーフォース)シリーズの
サイバープラネットキーギミックを取り入れています。
当時国内でも販売を思わせる告知があったものの、ヒッソリとお蔵入り。
それがまさか今になって国内販売されるとは夢にも思いませんでした。

玩具自体は6年前のものなのでさすがに今のものと比べると辛いですが、
フレームで繋がれた手足を動かして変形するギミックや、可動指等、なかなか面白いアイテムになっています。

ただ今回の発売にあたり役職が「オートボット総司令官」にされているのに、
エンブレムがMAXIMAL(マキシマル)のものだったり、(同時発売のビーストメガトロンはディセプティコンマーク)
今になって国内ではなじみの薄い「オプティマスプライマル」名義にしたりと、
マニア向けの商品展開とはいえちょっと気になる部分が多いです。

とはいえ、幻となった国内販売がこういったカタチで実現したのは素直にうれしいですね。
ただ値段がもうちょっとなんとかなれば・・・・