SS-52「シャッター 2」
2019/6/27発売
メーカー希望小売価格(税抜) 2,800円


【パッケージ】

実写映画6作目「BUMBLEBEE」からディセプティコンのシャッターがジェットモードで再登場。

【ジェットモード】



VTOLタイプのジェット戦闘機に変形。
劇中の機種とは違いますがそれっぽい雰囲気。


サイドから




上と下から。
脚部以外はジェットモードではあまりロボットモードのパーツは見えないですね。







【ロボットモード】

SS-29に比べてより劇中の雰囲気に近くなったロボットモード。


頭部アップ
念願のマスクオフフェイス。


正面から。
ちょっとがに股気味ですが、劇中でもこんな感じだったかと。


可動は腕部は見た目通りで動かしやすいです。
肩はボールジョイントですが肘は簡易クリックが入った可動になっています。
残念ながら手首の回転はありません。


背中に配置された大きなタービン部は横から見るとこんな感じに。
ジェットモードの着陸脚が腰にジョイントとなって差して固定。
機種の先端部が可動してタービン部のパネルパーツとつながり固定されるのは面白いです。


腰の回転はありませんが、変形ギミックの可動で胸の部分で回転させることはできます。


背面の着陸脚のジョイントを外せば、変形ギミックの可動を使って前かがみにすることもできます。
胸部の捻りと合わせて使うといろいろ動きのあるポーズがとれるのですが
首の可動が付いてこれない感じで、上を向かせると頭部自体が胴体に埋まるので今一つ目線が決まりにくいです。


足首は横方向の可動はありません。
前方向には動かせますが後方にはほとんど動きません。
ただカカトのノズル部分が可動するので、立たせる際のバランス取りに使えそうです。


腕組みはちょっと厳しめ。
肩のパネルを外すと後ろ側に肩を動かすことはできます。


首の可動はやはり頭部側にボールジョイントの受けがある方がよかったなあ。


立て膝は結構ギリギリな感じ。
膝がもう少し曲がったらなあ、というのと
足首が後ろ側に可動できたらよかったのですが。


各パーツの肉抜き穴はそれほど目立たない構造になってますね。


股関節の可動はボールジョイント。
太ももに横ロールがなく、膝上の部分で回転するのがちょっと残念。


角度によってはちょっとボリュームが足りない部分も。
弄っているとあまり気になりませんが。


やはり大きなジェットパーツを背負ったデザインがかっこいいです。








付属の武器を装備。


武器は2丁付属しており、手のジョイントに差し込んで持たせます。
手に被せるように持たせるので、腕が変形したように見えます。


ドロップキック2も両腕に武器欲しかったなあ・・・。


銃口の部分は他のシリーズのエフェクトを取り付けられます。









スタジオシリーズ共通の仕様として内箱に劇中で活躍したシーンの背景が印刷されています。
シャッターは劇中でドロップキックと入り込んだ司令室が描かれています。






「SS-36 ドロップキック2」と。





「SS-29 シャッター」と比較。


ロボットモードで。
うーん・・・全く別物ですね(^^;)
好みだけならSS-29のほうが気に入っていますが
やはり劇中の再現度だとSS-52のほうが圧倒的ですね。




以上、STUDIO SERIES 「SS-52 シャッター2」でした。


ドロップキック2に続きシャッターも、もう一つのビークルモードで発売。
かなり凝った変形ギミックですが、複雑かというとそんな感じではなく
むしろ各部の細かい配置やパーツ移動、ロック方法などものすごく考えられていて
複雑そうに見えるが無駄のない変形という感じでとても気に入っています。
着陸脚をジョイントに使うのは驚きでしたが・・・。
個人的にあまり好きではない「つじつま合わせのための処理」みたいなのがほとんどないのがポイント高いです。

可動は若干クセがありますがSS-29よりは動かしやすくなっており、
普通にポージングするには十分な可動範囲だと思います。
さらに変形ギミック用の可動の胸部回転、腹部可動等のインチキ可動を使えば
かなりポージングの幅も広がるので、個人的にはとても好きなタイプの玩具です。

本来は車とジェット機に変形するトリプルチェンジャーなので
個別ビークルへ変形するものをそれぞれで出すのはどうかなあ・・・とは思うのですが
スタジオシリーズで見立て変形のようなビークルではなく
しっかりとしたビークルモードでの三段変形を成立させるのはやはり難しいと思うので
その辺りは割り切って考えるしかないですね。