86-02「KUP」
(カップ)



【パッケージ】

1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
劇中でホットロッドとの凸凹コンビで活躍したカップが商品化。。


【ビークルモード】



旧式のピックアップトラック型SFカーに変形。


サイドから。
後部にもタイヤがあるのでコロ走行は可能。




真上と真下から。


付属武器とアイテムを装備。





【ロボットモード】

アニメデザインより老兵っぽさが漂う雰囲気のロボットモード。


頭部アップ
劇中に比べるとちょっ老いすぎな感じ?


正面から。
ものすごいなで肩ですね。


可動は別シリーズのWFCトリロジーのアイテムに近い感じで
足首が横方向に可動出来ます。


手首の回転はありません。


肩の位置が低いので、腕を上げるとちょっと微妙な感じに。
でもお爺ちゃんらしくて、これはこれでいいのかも。


合握り手なので敬礼ポーズは難しいか・・・。
雰囲気だけ。


KUP「A little to the left. A little bit more.」
最初の登場シーンは通行止めの資材を設置する指示をしていたシーンでした。


同シリーズのホットロッドと。
いわゆる「最近の若者」的なホットロッドと、頭の固い歴戦の戦士のカップとのコンビは
とても面白い組み合わせでした。



通行止めの看板をぶっ壊していったホットロッドがブリッツウイングに砲撃されそうになるのを助けに行くシーンは
テレビアニメでは見れないようなアクションで強烈に印象に残っていますね。














もうちょいブリッツウイングが大きくないと厳しいな・・・。



KUP「Don't act hostile. I'll use the universal greeting.」

HOTROD「Universal greeting?」

KUP「Watch, I'll have 'em eating out of my hand.」


KUP「Baa weep grahna weep ninny bong!」

HOTROD「"Baa weep grahna weep ninny bong"?」


GUARD「Baa weep grahna weep ninny bong!」


KUP「See? The universal greeting works every time.
Now, without making any sudden moves, offer them an energon goodie.」


HOTROD「This is getting expensive!」

KUP「Don't worry, they'll reciprocate.」


このシーンで携帯用エネルゴンを入れていたケースが付属。
エネルゴンはピンクに塗って欲しかった。



付属の武器を装備。


ザ・ムービー劇中ではあまり銃は使っていませんでした。
どちらかというとぶん殴っている印象・・・。


銃の側面にはビークルモードに取り付けるためのジョイントがあります。


他のメンバーに比べて高齢のわりに、普通にみなと混ざってバリバリ戦うのがよいですね。


バッチリ銃を構えてもどこか年寄りっぽくるのが素晴らしい。





スタジオシリーズなので劇中のシーンの背景が印刷された台紙が付属します。
カップはホットロッドと不時着した惑星クインテッサでのイカ型メカとの戦闘シーン。


KUP「Hotrod!Help me!」

HOTROD「Kup!」

他に良いシーンはなかったんだろうか・・・



近年のカップのリメイクアイテムと比較。
レジェンズ「LG-46 ターゲットマスター戦士 チャー」(左)
STUDIO SERIES「86-02 KUP」(右)


ロボットモードで。
レジェンズ版は元になったTITANSRETURN版「SERGEANT KUP(サージェント カップ)」から
一部パーツ変更とカラーリングを変更して、より劇中のイメージに近づけているので今見てもよい出来だと思います。
ただTITANSRETURN規格なため、本来カップにはないヘッドマスターギミックを有していることと、
86番と比べるとたくましいというか若々しいというか、86番のほうがよりお爺ちゃんっぽさが再現されてます。




以上、STUDIO SERIES 「86-02 KUP(カップ)」でした。


ザ・ムービーといえば、やはり2010メンバーのお披露目の場でもあるわけで、
その中でもホットロッドと一緒に行動していたカップはザ・ムービーではかなり目立った役どころだったと思います。
謎の形状のビークルモードに老兵キャラという、非常に一般受けしにくいキャラに思えますが
国内吹替版の阪脩氏の声のおかげもあり、非常に魅力的なキャラクターでした。
玩具的には何度かリメイクや他シリーズ内で同名のキャラの商品が出ていましたが
今回の86シリーズでは、より劇中の雰囲気が再現されていると思います。
(ちょっと年寄り度が高めな気もしますが・・・)
謎ビークルへの変形も面白く、前輪を胴体に収納したり、胴体側面のパーツの上側が
ビークルの側面のガワになったりと、見た目以上に凝った変形をします。
86ホットロッドと並べて、劇中の活躍を再現したくなりますね。