86-12 「CORONATION STARSCREAM」
(コロネーション スタースクリーム)


【パッケージ】

1986年に公開された「TRANSFORMERS THE MOVIE」のキャラを商品化する86シリーズ。
戴冠式のスタースクリームが商品化。


【ビークルモード】



F15っぽいジェット機に変形。
EARTHRISE「WFC-E09 STARSCREAM」の一部仕様変更アイテムです。


サイドから。


上から見たところ。





「トランスフォーム!」


【ロボットモード】

スタジオシリーズとしてはディテール過多なロボットモード。


頭部アップ


正面から。


可動はEARTHRISE版と基本的には同じです。


大きな変更点としては手が可動指になり、平手の状態が可能に。


ただし閉じた状態があまり握り手っぽくなく、なにかつまんだような感じに。


板状の胴体や、胴体部の空洞、腰の回転が出来ない、腰の前垂れ部がめくれる見栄えの悪い股関節、等の
アイテムとして気になる部分はEARTHRISEからそのまま引き継いでいます。





【戴冠式装備】

今回新たに作られた劇中での戴冠式再現用のパーツ。
冠、マント、肩アーマーを本体に取り付けます。


頭部アップ。
構造上どうしても冠は少し大きめになっちゃいますね。


正面から。


腕組みは結構厳しいですが、割とそれっぽく見える・・・。


肩アーマーは肩側面のジョイントに取り付けるようになっています。


ナルビーム砲は画像のように肩アーマーにぶら下がったパネル状のパーツに取り付けます。
腕に付いてるのではなく肩アーマーからぶら下がった状態に。


ナルビーム砲は取り外すこともできます。


戴冠式用のナルビームは通常のものと形状が違っており
ジョイントの位置が高くなっています。


ちなみにパネル状のパーツはアーマー内に収納しておくこともできます。


足画像で左が戴冠式用、右が通常用。
通常用のものはアーマーに干渉して最後までジョイントを差し込むことが出来ません。


なので他のジェットロンに取り付ける場合は武器がちゃんと取り付けられません。




付属のマント。


マントを展開するとスタースクリームから見て右側にマントが開く様な感じになります。
構造としてはMASTERPIECE「MP-11 デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」付属のマントに似ています。


こんな感じに展開します。


5mm凸ジョイントで接続しているだけなので背中にジョイントがあれば他のキャラでも取り付け可能。


ただし背面がスタースクリームの機首を避けるために
中央がえぐれたようになっているのでちょっと見栄えが悪いです。。





「貴様、そんな愉快な格好をしてなんのつもりだ?」





本アイテムの本体ともいえる戴冠式用の椅子。


背面にはオプションパーツを全て取り付けてくことが出来ます。


スタースクリームを座らせるとこんな感じ。


横から見たところ。
機首パーツがあるので椅子に密着するのは無理ですね。


正面から。
腰の前垂れパーツが開いて股関節部が丸見えでとてもとても見栄えが悪いです。
EARTHRISE版からの仕様なのでしょうがないのですが、今回使いまわすのであれば
この部分はもうちょい改善して欲しかったです。
あとお尻のガワパーツがあるので腰を下ろしきることはできず、少し浮いたような状態に。


座っているように見える、という感じ。



デカい背負いものや、足を上げにくいアイテムでなければ座らせられます。


デラックスクラスだと足が付かないのでちょっと無理がありますね。


フィギュアとか座らせても似合いそう。


戴冠式セット装備状態で着席。
マントは付けられないので椅子の後ろに。


スタジオシリーズなので劇中のシーンの背景が印刷された台紙が付属します。
スタースクリームはTHE MOVIEの劇中での戴冠式を行ったシーンから。






「How do you feel,mighty Megatron?」


「Yah!」


「Oh, how it pains me to do this.」

「Wait... I still function.」

「Wanna bet?」

「Starscream!!」




「Excellent.」

「Behold... Galvatron!」


「And these shall be your minions.

Scourge, the tracker.

And his huntsmen the sweeps.

Cyclonus the warrior and his armada



「Get on with the ceremony!」

「My fellow decepticons」



「as your new leader, I...」

「who disrupts my coronation?!」



「"Coronation", Starscream?」

「This is bad comedy」

「Megatron? Is that you?」



「Here's a hint!」







左から
EARTHRISE「WFC-E09 STARSCREAM」
STUDIOSERIES「86-12 CORONATION STARSCREAM」
尾翼のライン省略されていたり、キャノピーの色やエンブレムが少し大きくなっていたりと微妙に変更が。


ロボットモードで。
手の部分以外はそれほど印象が変わりませんが
全体的に色合いが明るめになっています。




以上、STUDIO SERIES 「86-12 CORONATION_STARSCREAM」
(コロネーション スタースクリーム)」でした。



スタースクリームのオプションパーツとしてはお馴染みの戴冠式衣装と
玉座が追加されたセットをリーダークラスのアイテムとして発売。
EARTHRISEで新たにスタースクリームを出したばかりなのでSSで作り起しはないと思っていましたが
想像通りER版の一部仕様変更+オプションという構成です。
SS-86はザ・ムービーに特化したSERIESなので、その中でも印象深い
スタースクリームの戴冠式シーンを再現できるアイテムはとてもうれしいです。
本アイテムの本体ともいえる玉座は裏は肉抜き処理されていますが、座らせて飾るならとても見栄えが良く
他のアイテムを座らせるなどいろいろと使い勝手がよさそうです。
戴冠式セットはそもそも装着を想定していなかったであろうER版に取り付けるため
かなり無理な部分がありますが、それが不満というよりよく考えたなあと感心します。
垂れ下がったナルビームは位置によっては少し気になりますが。
ただ戴冠式再現用に新規で作られたパーツは基本的に良くできていると思うのですが
本体のスタースクリームが出来に少し不満があるER版の使いまわしで
その不満部分がそのまま残っている事や、その不満箇所が今回の規格意図と合わない部分があったりするので
新規で、とは言いませんがもうすこし改修箇所があってもよかったかなと思います。