MP-36
「デストロン破壊大帝 メガトロン」
(2017.4.1)
【オプションパーツ編】
ガンモードで使用したサイレンサーとストックパーツをつなげて「パーティクルビームキャノンフォーメーション」に。
旧玩具にあったギミックの再現ですね。
メガトロンが握れるグリップがあります。
サイレンサーパーツを変形させて融合カノン砲を付けた状態でメガトロンと合体。
「テレスコーピックレーザーキャノンフォーメーション」に。
背面から。
背中の銃身パーツと繋がっています。
「ぶわっ!!息苦しいわ!!!」
ストックパーツを変形させてディスプレイ用のスタンドとして使う事が出来ます。
ただ本体と接続するジョイントの取り付けがシビアに感じました。
ジョイント部が壊れそうなのであまり取り付けたくないです・・・。
第21話にて使用した「ヘッドギア」
デストロンが作成したコンボイのクローンを意のままに操るための装置。
上から被せるだけです。
個人的にあまりいらないオプションパーツですが
MP-10コンボイ2.0と絡めて遊ぶと面白いのかもしれません。
「ベクターシグマの鍵」が付属。
金属製なので小さいですが重みがあります。
手に持たせるには特にジョイント等で固定されるわけではないので注意。
本編で鍵を持ったまま転んでしまうサウンドウェーブも再現できる!
鍵の先端からはすべてを金属に変えてしまうビームが発射。
劇中ではこの鍵を使って地球を第2のセイバートロン星にしようと企みました。
けど作戦としては結構地味・・・。
おなじみの武器「エナジーメイス」
オープニングでの印象が強くてメガトロンの代表的な武器になってしまった・・・。
チェーンの部分は可動部があるタイプのものに交換ができます。
これでメイスを振り回すようなポーズで固定できるのでとてもありがたいです。
笑い顔は本当に楽しそう・・・
エナジーアックスを装備したコンボイと対決!
小型の銃「ブラスター」を装備。
THE MOVIEでその辺に落ちてるのを拾ったもの。
コンボイに致命傷をあたえたという点では印象深い武器です。
ブラスターはMP-05にも付属していました。
同じくTHE MOVIEでコンボイとの戦いにて使用した「レーザーダガー」
コンボイの左わきに傷を負わせた武器なのでブラスター同様に印象が強いです。
MP-01 コンボイ付属のメガトロン銃を持たせてみました。
あまりうまく持たせられないですね。
「ワシよ!ワシを使え!!」
「MP-13 サウンドウェーブ」付属のコンドルと。
G2のメガトロンっぽく
(マントはスタースクリームから奪った)
〜THE MOVIEのコンボイとのバトルシーンから〜
融合カノン砲を撃った直後の隙にコンボイの重い一撃をくらうメガトロン
その場にあったレーザーダガーを使いコンボイに切り込む
高くジャンプして襲い掛かる!
また殴られる!!
メガトロンの蹴りをジャンプでかわすコンボイ。
このときのコンボイは無駄に素早い・・・。
しかし着地したところに・・・
メガトロンのキックが炸裂!
このあたりの格闘シーンは当時見たときにかっこよすぎてシビれましたね。
助けにきたような、邪魔しにきたようなロディマス
ホントにお前は・・・
ここでやっとダメージパーツが役に立つ!
このあとコンボイの反撃をくらいメガトロンも重症を負うことになります。
「NEVER!!」のシーンを再現するにはMP-10コンボイの可動による問題が・・・。
破壊大帝と3幹部がそろい踏み!!
左から
「MP-13 デストロン情報参謀 サウンドウェーブ」
「MP-36 デストロン破壊大帝 メガトロン」
「MP-11 デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」
「MP-29 デストロン防衛参謀 レーザーウェーブ」
それぞれ発売の時期が離れているせいもあって今一つ統一感に欠けるものの、
この4体で並べられるのはやっぱり嬉しいですね。
そしてエンブレムの違和感も増すという・・・。
30数年前の姿。
これはこれでとてもいいものなのですが大きさが・・・。
ナレーション「今日のトランスフォーマーはデストロン基地のいつもの光景から物語を始めよう」
うーむ・・・しっくりくる
「MP-10 サイバトロン総司令官 コンボイ(Ver2.0)」と。
アニメよりのデザインに落とし込んだ今回のメガトロンを見た後だと
それに合わせたコンボイが欲しくなるという・・・。
MP-10もとても良いものなのですが、MP-36と並べるのにはやはり違和感というか物足りなさがあります。
「MP-5 デストロン破壊大帝 メガトロン」と比較。
ガンモードではMP-05に軍配が上がります。
ただ実銃よりデカいですが(^^;)
ロボットモードで。
MP-05は旧玩具の変形ギミックを参考にしつつ進化させたアイテムという位置付けで見れば決して悪いものではありません。
一部金属パーツの変色はなんともしがたいですが・・・。
MP-05も当時は相当変形がめんどくさい印象でしたが、今触ってみると説明書なしでも変形できました。どっか折れたりしてそう・・・
以上、マスターピース「MP-36 デストロン破壊大帝 メガトロン」でした。
ついにメガトロン2.0が発売。
MP-10以降のアイテムと絡めるにはサイズやデザイン、クォリティ的にもMP-05は厳しくなってしまったので
仕切り直したマスターピースシリーズで待望の破壊大帝が発売されたのは嬉しい限りです。
とはいえ昨年あたりからの路線変更に不安、不満を感じながらメガトロンも画像が出回ったときは不安のほうが大きかったです。
レーザーウェーブではエンブレムをこれまでのデザインのものとアニメデザインのものをシールによる選択式という最悪な方法で
迷走した中で今回はアニメデザインのエンブレムでのプリントとなり、これをもって明確にMP-10からMPシリーズを立て直した流れを断ち切ったように思えます。
これまでならシルバー塗装で仕上げてきたであろうメガトロンのボディを今回はグレー塗装にしたことからもそれを感じます。
まあ、それならそれでもいいんですがやはり納得いかないのはこれまで集めてきたアイテムと並べたときに違和感が発生してしまうこと。
現在WEB限定とはいえ旧コンセプトのアイテムを仕様変更版をまだ売っているにもかかわらずです。
ただ今回の新しいMPメガトロン自体はかなり気に入っていて、前述の「これまでのアイテムとの違和感」を考えなければ
ここ数年でもトップクラスに気に入ったアイテムなので、これまでのキャラもこの路線で出しなおすというならまあ・・・
とも思いますが、また買い集めるのも大変なのでもう少し何とかならなかったのかなあ・・・という思いです。
変形ギミックは各所でも言われてる通りかなり複雑ですが、個人的にはMP-05の難しさとはまた違ったベクトルでの難しさで
MP-36のほうがストレスという部分ではMP-05よりは少なかったです。
ガンモードはロボットモードの素晴らしさに比べ妥協せざるを得ない部分があり、
それを「ワルサーではなく、アニメでメガトロンが変形する銃なんで」と言ってしまったのはこれまでのMPシリーズの流れからすると
ちょっとどうかなあ・・・と思わなくもありません。
(じゃあ今後マイスターとか出すときも同じこと言うの?的な不安が・・・)
ロボットモードは一部分割線が気になる箇所や、可動時に出来てしまう隙間や背面の処理など気になる部部もありますが
素立ちで立たせておくだけでこれだけ絵になるのは変形可能な立体物としては本当にすごい。
可動範囲は無茶な部分もあれど、取らせたいポーズはほとんど再現可能で
かつ可動部のクリックの具合も心地よく、この複雑な変形機構を仕込んだアイテムで
動かす際のストレスがほとんどないというのはすごいの一言です。
不満な部分もあれど、それ以上に気に入ってしまった部分が上回ったという感じなので
個人の評価としてはマスターピースシリーズのアイテムの中での上位に入りますね。
もう1体買っておきたいと思ったMPは初めてかも。
ただどうせならシルバー塗装でこれまでのデザインのエンブレムにしたバージョンを出してくれれば言うことはないです(^^)。
とにかく写真を撮っても撮っても飽きないアイテムでした。