MP-44
「サイバトロン/総司令官 コンボイ Ver.3.0」
(2019.9.31)
【ロボットモード】
アニメの設定画のようなスタイルのロボットモード。
もう少しランドセルが小さければ最高ですが、
音声ギミックを搭載しているためこの大きさのようです。
音声についてはこちらでは割愛。
頭部アップ
MOVIE版の雰囲気に近い角ばった作画のバージョン。
頭部その2
アニメでもよく見かける少し丸っぽい感じの頭部。
頭部その3
ダメージバージョン。
頭部の交換は頭部ごとゴソっと前に引き出して差し替えます。
正面から。
アニメのカラーリングに合わせて腰部かた太ももは真っ白に。
可動はサンストリーカーもそうでしたが、変形玩具とは思えない可動範囲を誇ります。
スタイルが良いのでどんなポーズも似合います。
個人的に胸部がちょっと小さく（狭く）感じますが、アニメの設定だとこんなもんですかね。
肩は付け根から大きく上方向に動かせます。
さらに肩の基部ごと前方向にも動きます。
指はアニメっぽく丸っこい造形。
個人的には四角い指には違和感があったのでこの仕様は嬉しいです。
指は親指は根元から可動。
人差し指は独立して可動して残りの3本はつながった状態で動かせます。
手首は少し傾けられます。
肩の引き出し機構と、手首の可動を使えば腕組みもかなりそれっぽく。
頭部はボールジョイントで接続されているので
上方向はそのまま向かせられます。
一応首というか台座っぽい造形はありますが、もうちょっと首の部分は作って欲しかったかな。
下を向かせるときは首の基部ごと動かせばかなり下に動かせます。
腰は回転に加えて、ロックを外せば前方向に倒すこともできます。
メガトロンも同じような感じでした。
前に倒すとこんな感じ。
腹部のロックも外せば見た目は悪くなりますがもっと倒せるようになります。
前屈で地面に届くー！
「まだまだ若いモンには負けんぞ」
脚部の可動に合わせて腰前面のパーツが中に潜り込むように動きます。
腰の両サイドのパネルも動かせます。
膝は特殊な構造の2重関節。
白い太ももの部分とつながる膝を曲げていくと
その下の可動部がさらに動いて深く曲げられる仕様。
ただこの下側の可動のクリックに問題があり、クリックが効かなくなる不具合があるようです。
ウチのもそうなってしまったのでなんとか補修しました。
膝は2重間接を使えばここまで曲げられます。
足首も隙間が気になりますが前後左右に動きます。
膝立て、ヒーロー着地も余裕でこなします。
腕部、脚部の可動ももちろんですが、腰が前に動かせるのが大きい。
胸の窓はダミーパーツですが、ビークルの窓を裏返して使うので
ダミーながらそれほど違和感を感じませんでした。
この機構によってロボットモードではワイパーがない状態になっています。
とにかく立たせているだけでも見栄えが良いし楽しいです。
52話「スタースクリーム軍団」で出てきたコンボイ司令官の銅像のポーズもできるぞ！
「さあ、今マイスター氏の手で除幕されました、偉大なリーダーコンボイ司令官です」
このあとスィンドルの武器に撃たれて風通しを良くされますが・・・。
「MP-36 デストロン破壊大帝 メガトロン」と。
やっと同じコンセプトで作られた二人が揃いました。
ただアニメ準拠のスタイル、デザインの再現に変形玩具とは思えない可動領域という
無茶な仕様を実現するためにダミーパーツを多用したり、変形ギミックが無駄に複雑になったりと
変形玩具としては好き嫌いが分かれそうな仕様ではありますね。
今後のラインナップを見る限り完全にアニメデザインの再現がマスターピースのコンセプトになる感じです。
MP-01やMP-05が旧玩具から進化したマスターピースだとしたら
こちらはアニメで見ていたキャラを設定や玩具の変形パターンを変えてまで再現しようとした
キャラクターアイテムとしてのマスターピースといった感じでしょうか。
どちらが優れているというよりは好みの問題かな、という気がします。
よく動くコンボイとメガトロンが揃ったら
MOVIEの一騎打ちシーンはやりたくなりますよね。
以下はMP-10の可動ではではできなかったシーンを・・・。
「I would've waited an eternity for this」
「It's over, Prime」
「Never！！」
当時、「THE MOVIE」は国内では上映されなかったため
なんとか手に入れた言語版のVHSを当時はすり切れるほど見たので
このシーンは「まだだーっ！」より「Never！」のほうがしっくりきます。
①【ビークルモード】
②【コンテナ/ローラー】
④【その他オプション】
